見出し画像

こんな音楽を聴いてました日記【2024年3月】

リアルタイムで編集して、月末に投稿しているnoteシリーズです。
・新譜
…1か月以内にリリースされたアルバムやシングル
 (シングルはあまり書かないかも)
・旧譜
…先月以前にリリースされたアルバムなど
初めて聴いたアルバムを中心に感想を書く
ただ、何度も聴いているようなアルバムは書かないかも
…「友と聴いてくるシリーズ」は休止中
・プレイリスト
…AppleMusicやSpotifyのプレイリストの視聴履歴です
・動画
…YouTubeとかで、公開されている(なるべく権利関係クリアな)音楽動画
・注目
…よく聴いていたアーティストとは別に、注目のアーティスト
・良い記事
…読んでよかったと思った記事
・ライブ
…現地やオンラインでのライブ参加レポ
・その他
…気になったもの、手に入れたCD・レコード等、近況報告など
・今月の総括
…一か月の総括をします
・よく聴いたアーティストTOP5
…LastFmの記録をもとに、その月によく聴いていたアーティスト
今月のLastFmはこちら


新譜

カブトムシ「飛行者」

しょっぱなパンキッシュ
ボーカルはランダム?
M4、シュールな歌詞に妙に盛り上げるポップな曲調、怖い。
M5、ファンキーで緊張感ある脱力キラーチューン。
ヘンテコインディーロックによる多方面へのポップスアプローチ。
気持ちがザワザワするような不気味さと想像力を求められる詩的な歌詞。しばし鋭く現実を捉える。じわじわとクセになるバンドだ。
良い→1,3,4,5,9,11

柴田聡子「Your Favorite Things」

1曲目から、これまでと違う雰囲気に期待を寄せる。
M4やM5のR&B感好き。
一通り聴いてタイトル見て全て見透かされているような気持ちになった。
インディーポップやR&B、シンセファンクのエッセンス。こういうの好きでしょ?と言わんばかりのラインナップ。確かに洋インディーでこういう曲たちを探っては聴いてる自分がいる。いやぁ1本取られたな。一気にベストアルバム候補。
好き→1,4,7,

ときのそら「STAR STAR⭐︎T」

M1、アイドルソングのような音でありながらアップテンポで軽やかなポップソング。高音域もより優しめに自然に聴こえる。
M2、ナユタン星人によるディスコソング。1000万再生を超えるカバー動画へ二重にセルフオマージュ。AメロBメロの喋り言葉調な歌い方が新鮮。サビ前に最高音域を記録するがサビは
M3はタイトルのイメージと違ったユーロビートっぽい曲。
M4、打ち込みダンスチューン。
M5、カッティングピアノから始まるしっとりめの曲。
M6、王道エモーショナルアイドルソング。締めの一曲として安牌。
やっぱライブ映えする盛り上げ楽曲を揃えるならミニアルバムが最適解、ちょうど良い。
楽曲のバリエーションも豊かですごくバランスの良いアルバム。ビクターさんギア入ったな。
また歌うのが難しそうな曲増えたな〜

SAKANAMON「liverally.ep」

M2、往年の軸となるテーマでありながら歌詞の言葉選びや激しいギターの楽曲が原点回帰を匂わせる。
M3、ふざけた酔いどれソングというのも彼ららしい。イントロが良い。
M4、SAKANAMONのこういうテーマ、好きだ。2015年あたりの。
SAKANAMONってめっちゃキレのあって上手いロックバンドだよな、と改めて実感。バンドとしてポジティブなエネルギーが溢れていて元気を貰えた。
Vivid BAD SQUAD
開幕から3曲、挑発的でゴリゴリのEDM
脱力ラップのM6、ちょうどいい曲順にある。
M10、トラックが一段とかっこええ。
未熟さと成長へのアグレッシブさが、歌の中にある素の格好良さとと背伸びしてるような感じにバランス良く現る。
良い→3,4,5,6,10

Leo/need「Leo/need SEKAI ALBUM vol.2」

邦楽ロック×ボカロ見本市
M4、Cメロこんななんだ、好きだな。
M5の三味線まじりの音、好き。
M6のささくれさんらしいテンポ・音・コードも、好き。アウトロのピアノも素敵。
M7、2000年代のJ-Rock感が大好き。
M10、もし作中の人物が大人になるならそのバージョンで聴いてみたい。
M11、どうしようもなくエヴァーグリーンな名曲。ラストに相応しい。
あなたはどんなボカロックがすき?
ぼくはこれ!
好き→4,5,6,7,9,10

Real Estate「Daniel」

ひたすらに朗らかなインディーロック
アナログディレイが朗らかさに追い討ち
ラスト曲で溶けてしまった
迷ったら聴くアルバムになりそう
良い→1,2,3,4,7,10

えんぷてぃ「TIME」

Apple Music
M2のイントロから素敵
切なくも瑞々しいインディーポップやネオシティポップ
M4からはJ-POPでいけそうな、歌物としてのエッセンスも感じ取れる
ゆうて後半聴き流した
良い→2,3,4

旧譜

Superchunk「Misfits & Mistakes: Singles, B-Sides & Strays 2007–2023」(2023)

再始動以降のコンピレーションアルバム
シングルの勢いが50曲分ずっと続くアルバムで、インディーロックをひたすらに浴びたい、もしくは作業BGMにしたい場合に最適。私はこのアルバムで試験勉強をしました。
再結成以降のSuperchunkも結構好き。パワーそのままに音がパワーアップしてる感じ。
ライブ楽しみ。

Breezewax「South of Boredom」(1999)

気持ちいいくらいにメロディアスなインディーロック
情緒不安定な叫びで終わってったな…
前半良い感じ、後半失速
好き→1,2,3,6,7

NOT WONK「Down the Valley」(2019)


Superchunkとの対バンライブに備えて。 曲が2回くらい展開する感じ 聴きどころ多くて処理しきれず2周目 M2の終盤の8ビート展開がたまらん 正直歌い方の癖が気になってたけど慣れてきた
好き→1,5,6

NOT WONK「The Ordinary」(2016)

ぐお〜
M4、アップテンポなインディーロック最高!
M11、サビのコーラス部分、癖
好みのロックばかり流れてくるバグったアルバム
好き→1,2,4,6,7,9,11

Tom Petty「Full Moon Fever」

名前は知ってるけどよく知らないミュージシャン
え、ベストアルバムですか?
シングルカット出来るくらいキャッチーで かつ強度高いロックばかり。聴きどころしかない。派手すぎず、地味すぎず。カントリーぽさもハードロックぽさも上手く馴染む。
好き→1,2,3,6,8,9,11

Eels「Beautiful Freak」(1996)

M2、打ち込みとキーボードのみだが印象に残る
おそらくソフトロックなんだけどポストグランジの匂いを感じちゃう。声質かな? M5なんかそうよね。いやこれがポストグランジであってるのか。M11など、当時のtrip hopからの影響もありそう。
M9でびっくりした。ここにきて音圧上がる。でも良い。
それにしてもジャケが不気味。どゆいみ?
良い→1,2,5,9,11

Neil Young「After the Gold Rush」(1970)

そういや聴いてなかった名盤シリーズ。
ジャケのダークさ(?)とは別に、全編メロディアスで聴きやすいカントリーロックだった。ピアノメインの楽曲もいくつかある。
Take me whyの和訳を読んで、すごい優しさがにじむ詩だな~素敵。Only Love Can Break Your Heartも。Don't Let It Bring You Downには勇気を貰える、かっこええ。
普遍的ながらも名盤とされるのもなるほどなと。
10代の頃はよく分からなかったけど、60’s~70’sの音楽が体に馴染んできたと感じる今日この頃。

手に入れたCD・レコード等

レコード

Teenage Fanclub「Grand Prix」
SOICHI TERADA「APE IN THE NET」

CD

ときのそら「STAR STAR⭐︎T」
NakamuraEmi「晴るく」
家主「石のような自由」
ときのそら「Dreaming!」
Fiddlehead「Death Is Nothing To Us」

観たライブ

「SUPERCHUNK and NOT WONK "PNEUMATIC TOUR 2024”」 (2024年3月23日@堺 FANDANGO)

ステージと観客の間がステージの段差しかなくて演者との距離の近さが良い。音響もド迫力。
初めて見るバンド2組なのに前の方に来てしまったので、ぎこちなくも頑張ってノリました。楽しかったです。足は死にました。
NOT WONK。動きのキレの良さに目が行く。音源でいいなと思った曲がライブの音響で楽しめて〇。後半は少しテンションが静まった。
Superchunk。マックがすぐ目の前に。4Dシネマかな?
あのライブを至近距離で観れたのは良い思い出になった。 新曲出てたの知らなかったがそれも良かったし、新旧ラインナップ全てパフォーマンスが決まってた。
マックさん、めっちゃ動くなぁ…跳んだりステージを行き来したり、めちゃ肉体的なライブだ。50代後半にしてこのアクティブさはパンク/インディーロックミュージシャンの矜持たるや。
無事足腰は終わりを迎えたが、ライブ体験としては最高だったのでよし。22時30分終了のため終バス逃すも、まあ良し。ロックの轟音に浸る一夜だった。

「長瀬有花 LIVE “放電”」 (2024年3月30日@オンライン)

昼。
ブザー音と電子音のノイジーなMIXパフォーマンスから、バンドによる駆ける、止まる→とろける哲学→みずいろのきみ。キーボード・ドラム・ベースの比較的ミニマムな編成で、リズム隊の音がダイレクトに聴けるからか曲の輪郭がハッキリ感じ取れる。間奏含めライブならではのアレンジが楽しい。
マーチングのようなドラムから始まったブランクルームは夢の中は、このバンド編成ゆえの80’sシンセファンク感強めなアレンジで、また良い。
キーボードのソロアレンジもえぐいな。
所々で聴こえる静電気のような音や卓上のつまみから演出される電子音が雰囲気を作り上げる。
メンバー紹介からのオレンジスケールの入り方に鳥肌立った…。このリズムの刻み方、原曲とまた別の側面が見れるアレンジで好き。この曲だけでもいいから音源化して…。
fake news~近くて、遠くて の繋ぎも、良い。曲の雰囲気をそのまま拡張したような、違和感なく新しいアレンジに。ライブセッションを見ているような。
わ、ユリイカのエレキ弾き語りカバーが来るとは…。2年前でのカバーでも披露していたしお気に入りなのかな。そのまま微熱煙へ。ラスサビ前の間奏でディレイ全開!そうきたか。最後は宇宙遊泳のアコギ弾き語り。これから自分で演奏する形態のライブとかもあるんだろうな。
夜公演、ちょっとアレンジを変えてる?砂漠の水って昼でやったっけ?かわいいアレンジだ。微熱煙、宇宙遊泳はバンド編成に!
前回もそうだがバンドメンバーの技量の高さと手数の多さはただただ感銘。ライブ盤希望。長瀬有花とそのチームによる新しいライブ表現の次元を観た。ライブ出演も増えていることだし更なる飛躍に期待。

今月の総括

よく聴いたアーティストTOP5

1位:Superchunk
2位:濁茶
3位:Teenage Fanclub
4位:柴田聡子
5位:Real Estate

今月分統計

アルバムレビュー
新譜:7枚
旧譜:7枚

Scrobble
979:曲
186:アーティスト

振り返り

・可処分時間4時間20分。24時間から食事時間、仕事時間、移動諸々を差し引いた時間。この4時間20分を残業時間と自由時間で毎日分け合うのである。
・音楽好きなんすよね~とたわいない話を方々でしていたら、あまりしゃべらない先輩から音楽の話を振られ人間関係が広がった。
・アイドルファンの方にアイドル文化にハマった理由について聞くと、一つは有名人を間近に"会いに行ける"から。ただそれ以上に"イベント終わり、ファン同士で推しの話をして盛り上がること"が楽しいらしい。なるほどとひざを打つ。
・まるでTwitterのTLを観る機会が減った。正確には本noteに紐づいているアカウントのTL。くだらない言説にいちいち引っかかり、そのたびに頭を働かせたくはないのだ。最近本を読む時間が増えた。同じ活字でも読む対象を選んで心を回復させている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?