2022年上半期:お気に入りのアルバム15選
~はじめに~
2022年1月~6月にリリースされた音楽アルバムのうち、
私が聴いて特に良いと思ったものを順不同で選んでみました。
印象にどれだけ残ってるか、どれだけ聴いたか重視です。
4行ほどのコメントを添えてます
他にも良いアルバム沢山あるんですが、それは年末にでも。
(7月30日時点)
Yard Act「The Overload」
UKポストパンク勢にいい加減飽きてたところに出会った
キャッチーで、歌詞はシニカルで、ポストパンクのリズムで…
そうそうこれこれ。
この年最初のお気に入りアルバムとなりました
リーガルリリー「Cとし生けるもの」
リーガルリリーの作品の中で一番好き
曲としてのエネルギーも、歌詞のメッセージ性もグンと突き抜けた
何度聴いても飽きないし、1曲目からの疾走が失速しない
年間ベスト候補筆頭のアルバム
Pinegrove「11:11」
こちらも年間ベスト候補筆頭
穏やかな温度のインディーロックに自分の気分がフィットしたこともあり
アナログレコードをリビングで何回も流している
気を抜くときにこのアルバム
Ado「狂言」
2021年爆発的ヒットを放ったAdoさんのアルバム
今のボカロシーンの精鋭たちが曲提供したものが世間でヒットしオリコン1位取る、というのが自分には痛快だった
音楽好きは踊を評価してる印象、私はマザーランドが一番好き
Black Country, New Road「Ants from Up There」
素人目にもなんかわかる大作感
去年末からBCNRの1stが自分の中でヒットしていたので、2ndも凄く楽しめた(アナログも買って聴いた)
先行曲も良いが後半のM8.やM10の聴きごたえや良し
長瀬有花「a look front」
こちらも年間ベスト候補。このポップセンス、ツボすぎる。
アルバムの流れもほぼ100点。何回でも通しで聴きたくなる。
活動スタンスやライブなどのコンセプトも良い。良い制作チームなんだろうなぁ。Vのオリジナル曲がここまでハマったのは初めてかも
Superchunk「Wild Loneliness」
予期せずSuperchunkのマイブームが2月か3月ごろに訪れた
穏やかさは増すもインディーロックの熱は抜群
なによりキャッチー(キャッチー大好き)
2010年のアルバムも好き
paionia「Pre Normal」
発売すぐから話題になっていたものの聴いてなかったが、社会人になってから聴いてみると破壊力(?)抜群
繰り返し聴く曲こそM2やM6のような曲だが、アルバム全体としてGRAPEVINEにもつながるようなソウル/ロック味を感じた(と日記にある)
Feeder「Torpedo」
Feeder最高すぎるだろ…
メロディアスなポストグランジをこれでもかと全開にしてきた
特にM6~M7の流れが最高
来日いつになりそうですか・・・?
COIN「Uncanny Valley」
シンセポップの枠を自由自在に行き来するポップセンスが詰まった作品
「人類とテクノロジーの境界」の曖昧さがコンセプトだとか。
ぶっちゃけM2とM3ばかり聴いちゃってる
パフォーマンス映像でロボットが演奏していたのも面白い
稲葉曇「ウェザーステーション」
稲葉曇の約束されたサイコーラインナップなアルバム
前作に引き続きwowakaリスペクトな"ベッドルーム・インディーロック"から
様々なポップス成分が乗っかり独自の領域へ
ギターのリズムに歌が乗っかり聴きごたえは衰えない
Wet Leg「Wet Leg」
去年話題になった時は、ほんとか~?と思っていたがまんまとハマって聞いてしまったWet Leg。結果耳に残るフレーズでどくっけのある歌詞でキャッチーなインディーロックは強い。そりゃ売れるよね。M5とM8とかが好き。1曲出ただけで騒いでた人たちの審美眼は間違ってはいなかった。
羊文学「our lope」
こちらもTwitterのオルタナ系TLでは皆言及していたアルバム、確かに良い。アルバムを通してのバランスが凄く整ってる。オルタナ好きを楽しませるポイントも大衆的に楽しめるポップスも散りばめつつM10のような新しさも出す。長さもちょうどいい。明るすぎず暗すぎず。
UA「Are U Romantic?」
出てすぐは聴いてなかったんだけど、「お茶」のMVをみてすぐこのEP聴いたらすげー現代的にポップなアルバムで気に入ってた。提供アーティストが個性的だけどもかなりUA側に寄せてるのか、EP全体の聴きやすさは自然。ちょっぴりオブスキュアなポップス。
Foals「Life Is Yours」
先行曲から好きすぎて待ちに待ったFoalsの新譜。
吹っ切れたかのように明るくポップに、ダンスロックを聴かせてくれるアルバム。アナログ盤も買っちゃったし家族にも聴かせちゃった。楽しいね。さっき見たフジロックのFoalsも良かったなぁ。
~おわりに~
こう並べてみるとそこまで意外性はないかもしれないですね。
コロナ禍のストレスからの反動なのか、ぱっと明るくポップ性が出たアルバムが目立った気がします
1回しか聴いてなかったり、パッと中身が思い浮かばない場合泣く泣く選考からはずしています
こういうのって聴き直したらあっけなく好きになりそう
年間ベストへの宿題ですね
実際に聴いたアルバムのレビュー一覧はこちらのマガジンに書かれています
毎月聴いた新譜・旧譜を記録してます