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こんな音楽を聴いてました日記【2023年11月】

リアルタイムで編集して、月末に投稿しているnoteシリーズです。
・新譜
…1か月以内にリリースされたアルバムやシングル
 (シングルはあまり書かないかも)
・旧譜
…先月以前にリリースされたアルバムなど
初めて聴いたアルバムを中心に感想を書く
ただ、何度も聴いているようなアルバムは書かないかも
…「友と聴いてくるシリーズ」は休止中
・プレイリスト
…AppleMusicやSpotifyのプレイリストの視聴履歴です
・動画
…YouTubeとかで、公開されている(なるべく権利関係クリアな)音楽動画
・注目
…よく聴いていたアーティストとは別に、注目のアーティスト
・良い記事
…読んでよかったと思った記事
・ライブ
…現地やオンラインでのライブ参加レポ
・その他
…気になったもの、手に入れたCD・レコード等、近況報告など
・今月の総括
…一か月の総括をします
・よく聴いたアーティストTOP5
…LastFmの記録をもとに、その月によく聴いていたアーティスト
今月のLastFmはこちら


新譜

空気公団「景色一空」

ラジオでスカートの澤部さんが紹介されていたので。
ピアノ中心に奏でられるメロディや歌にうっとり。
バンドとしての安定したグルーヴ感が抜群にハマる
改めてジャケを見て、そのピッタリ具合にうなる
好き→M1,3,4,6,7,10

Texas 3000「tx3k」

変態ジャケ
緩急がパキパキエモインディーバンド
日本のバンド感がまるで無い、歌の違いだけなんか?てか歌声かっこええな
演奏にどこかオシャレさすらある
エモの名盤聴いてみた時の感触に近い、もう完成されている
終盤にホーン入るところも含めて、”らしい”。

旧譜

The Cheserasera「WHATEVER WILL BE, WILL BE」(2015)

ギターロックとしてカッコ良すぎるで
ストレートなギターロック、エイトビートに走る曲、シューゲイザーなM7などバンドとしての強さあり。グッドメロディと力強い歌声も素晴らしい。
M10、かっけぇな。ライブで聴きたい曲だらけだ。

ザ・ルースターズ「THE ROOSTERS」(1980)

サブスク解禁おめ!
M5〜7のロックンロールな一連最高
M10の陽気で歌ものとしても良い。そして次のハイテンポなM11へ。
ドスの効いた声でタイトにテンション高めなロックを決める、ジャケットの威圧感も相まって硬派でカッコいい。

フリッパーズ・ギター「DOCTOR HEAD'S WORLD TOWER -ヘッド博士の世界塔-」(1991)

当時のUKをほぼリアルタイムにサンプリング/オマージュしまくってるフリッパーズの3rd
めちゃダウナー
M3、思い切りマイブラだ
90年前後のUK分かる人には元ネタすぐ分かるんやろな(自信ない)
どこからがオリジナルで何がサンプリングかの境目が分からないという面白さ
前作売れてからこの音楽性を出すってのは挑戦的でシーンに対しての貢献度もわかる
最後の曲、3曲くらいなかった?
良い→M2,M4,M6,M8

The Cheserasera「YES」(2015)

同時代に多かったようなバンドサウンドがこのバンドとしてはらしくない曲が多い。
でもメロディはしっかり”らしい”。
うーむ、なんか刺さらない。賛美歌はイントロから好きなんだがなぁ。

The Cheserasera 「Time To Go」(2016)

1曲目からテンアゲよ。
2曲目、新しい側面を見せつつ
5曲目はタイトルに反してハードナンバー
9曲目のギターパートがたまらない
急にルルル言い出してびっくり。これはこれでいい。
好き→1,2,4,8,9,11

The Cheserasera 「dry blues」(2017)

歌物インディーロックが炸裂!メジャーからインディーズに移ったタイミングでバンドとしての良さが格段に上がっている。
1曲目からキラーチューン。
好き→1,2,4,6,7,8

The Cherasera「幻」(2019)

M2はさらに曲は激しくなる
M4に来たる表題曲は
M5はスピーディなシャッフル曲
M6みたいなコード進行2回くらい聞いた記憶がある
同じリズムで速いテンポのギターロックが続くのでアルバムで聴くと食傷気味になるが、それだけバンドマンとしてのエネルギーをありのままにぶつけているということだろう。
好き→1,4,5,9,11

Kurayamisaka「kimi wo omotte iru」(2022)

アナログ発売のツイートを見て、気になった
重厚なギターが響くエモ/オルタナロック。映像見たらギター3人編成という力の入れっぷり、ライブを観たくなった。
そのうえ1曲1曲がキャッチーで、かつ”聴きやすさ”がある。人気はこれからもっと出そう。
ベタかもしれないが、2曲目と3曲目と5曲目が特に好き。
…ごめん、全部外せないわ。全部好き。

アナログフィッシュ「アナログフィッシュ」(2004)

ふとYouTubeで聴いた「夕暮れ」が頭から離れなくなりノイローゼになりそう。
捻くれた、へんてこなロック。コード感とか歌詞とか、節々からゾワゾワするような”ヘンテコ”さが漂う。それがピタッとハマった時、なかなか抜け出せたもんじゃない。
好き→1,2,4,7,11

第一宇宙速度「GALAXY ONE」(2011)

中高の友達がすーぱーそに子が大好きで、よくカラオケで歌っていたことを思い出したのでアルバムを聴いてみる
ちなみに、ニトロプラスのマスコットキャラ・すーぱーそに子がやっているバンドが「第一宇宙速度」です。
M1のイントロから好きな感じ。その後続く曲もロックのエッセンスをふんだんに入れたままアニソンロックを奏でる。やっぱM3がすきだな、懐かしい。
M4とかアキシブ系のようなコード進行でありながらガッツリバンドもので、たまらない
全体的に90’s~00’sのロック趣味が全面で出たアルバム。キーボードの編曲でアニメロックになってるけど隠しきれてない。いったい誰がレコーディングに携わっているんだろう。プロの戯れかな。あと、SpotifyやApple Musicにアルバム自体がないのが惜しい(曲はある)。もっと早く出会いたかったアルバムでもある。

i am robot and proud「The Electricity in Your House Wants to Sing」(2006)

ペンギンかわいい
ミニマルなエレクトロニカ
音もかわいい
ミクトロニカにも通づるなぁ、たぶん
好き→M1,2,3,7,8,9

空気公団「ぼくらの空気公団」(2010)

新譜が良かったので、他も。ファンセレクトのベストアルバム。
時に軽快に、時にしっとりと。都会的だけどハートウォーミングな魅力。存在しないノスタルジア。11曲目くらいで泣きそうになってきた。
言い表すならインディーポップ、渋谷系、荒井由実あたりとかかな。
好き→1,3,5,6,7,8,11,12

西村中毒バンド「ハローイッツミー」(2021)

聴いてみよう
インディーロックものとしてかなりの良作
ソングライティングもバンドアレンジも冴えてるぜ
家主が売れる世ならばこちらも売れるばず。
あぁNEW FOLK あぁ西院
ジャケ、いいな。犬犬犬。

東京カランコロン「We are 東京カランコロン」(2023)

東京カランコロンのアルバム、聴いたことないんです。
ということで、聴いていきます。
男女の歌声とバンドのアンサンブルが小気味良くてたまらんね。特にM3。
M4、着メロとはまた懐かしい!
M8、急に歌謡曲始まったな…逆に時代を先取りしていたのかも
どの曲もギターがほんと自由にやってるな
M10は学校で歌うような合唱曲調。そっからインディー時代の代表曲でシュッと引き締まる。M12なんかも可愛い曲。
最後、もはやデモテープですらない、ガチのレコードメモ。これよく入れたな…。
なんでもありか!とまあメジャーデビュー作からやりたいことやって、代表曲もしっかり持ってきて、”we are”と頭につける気概、良いよね。ザ・自己紹介。
好き→1,3,6,9,11

「Ape Escape Originape Soundtracks/サルゲッチュ オリジサルサウンドトラック」

初代サルゲッチュのサントラ曲から6曲リミックス版としてレコード販売される、というニュースから元のサントラを聴いてみます。サルゲッチュは2しかやってません。
どれも頭からフックのあるトラックばかり。きめ細やかでなキックの刻みこんなBGMが流れてきたら手が止まってしまいそう。
トラックがいいだけに、メロディラインのシンセが邪魔に思うこともある
M21のようなかわいい曲も。
M27のようなストレートな打ち込み曲が入ってくるとまた風味が変わって良し。
M40はトラックにギターの音が重なって、ボスらしいBGMに。
90年代後半〜00年代前半って、ディープテクノやハウスがゲームのサントラに起用されてるイメージがありますよね。
調べたら、発売から12年経って音源をゲーム当時からグレードアップしたものだそうで、なるほど。
好き→3,4,7,8,9,10,18,20,22,27,39,40,47

HaLo「blue」(2000)

中古レコード屋で気になったので購入。ボーカルが写真家の方らしく、写真ブックレットスタイルになっている。
世界中の作曲家が1曲ずつ手がけているので音楽性に多様性を含みつつ、同じ写真からイメージして音楽を作っているためにアルバムトータルでは世界観がまとまっている。まさに”コンセプトアルバム”。
アコースティック中心に、落ち着いたインディーポップもあれば、ハープが綺麗に重なる5曲目や、アコギが熱く奏でられる9曲目など、曲ごとに聴きどころがある。
プロジェクトの中心で世界中の音楽家に掛け合ったAyakoさんの行動力が凄まじいし、結果生まれた音楽のレベルの高さにも大変聴き入る。完全に”見つかっていないだけの良盤”ではないか。

手に入れたCD・レコード等

レコード

Squid「Bright Green Field」
Island Of Love「Songs Of Love」
Royal Arch「La Nuit / Road To The Light」
Bialystocks「Quicksand」
Bialystocks「Tide Pool」
Stevie Wonder「In Square Circle」
Kings of Convenience「Riot on an Empty Street」

CD

文野環「FOCUS ON - NIJISANJI SINGLE COLLECTION - 文野環」
ピノキオピー「Obscure Questions」
supercell「supercell tribute -Stowaways」
突然段ボール「突然段ボロイド」
HaLo「blue」
ラムネ(村人P)「ハチビットサイダー」
椎名もた「夢のまにまに」
椎名もた「生きる」

観たライブ

「Alvvays Japan Tour 2023」
大阪BIG CAT@2023年11月30日

3rdを中心に1stや2ndの曲も満遍なく混ぜながらだった。Alvvaysのライブ空間に吸い込まれた時間だった。バンド演奏の力強さやギターテクはもちろん、歌声の迫力が凄まじい。昨日もライブしてたんですよね…?後ろのエフェクトかかったスクリーンにボーカルが映る様は何か崇拝しているような気分ですらいた。 でも1時間10分は短いな…曲数多いしライブ自体は良かったけども。明日仕事だし早く帰れるのはいいか。Tile By Tileやらなかったのも残念。東京ではやったみたいだしセトリ変えたのかな。

今月の総括

よく聴いたアーティストTOP5

1位:アナログフィッシュ
2位:Alvvays
3位:The Cheserasera
4位:空気公団
5位:Ape Escape,Soichi Terada

今月分統計

アルバムレビュー
新譜:2枚
旧譜:16枚

Scrobble
1131:曲
184:アーティスト

コラム

・無色透明祭めちゃ楽しい。音楽の多様さ・自由さが溢れ、リスナーもそれに応えているようなニコ動のボカロシーンの活発さを感じた。
・ミーハーをどこまで許容できるか。仕方ない反面、そこに断定的表現があれば見過ごせない誤謬となる。
・自分を下げるのはダメとは言わないが加減はあるだろう。ただ気を使わざるを得ないし鬱陶しくなる。
・パクリかどうかが重要なのは著作権者が気にすればよく、一介のリスナーとしてはその曲が"おもろい"かどうかなんだな~と、たぶん。

振り返り

 もう年末が迫り、そろそろ2023年のベストアルバム選出…と思い見返してみた。どうも去年より新譜を聴いていないからか、TOP10選出がギリギリかもしれない。(今月だって00年代のアナログフィッシュばかり聴いていた)でもこれから羊文学や家主の新譜も来るんだよな。師走、走り切りましょう。
 あと、金遣いが荒い!もっと使う人もいるんだろうけど、個人的にはちょっと天井が見えてきた。物欲を控えていかねばならぬ。

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