こんな音楽を聴いてました日記【2024年7月】
リアルタイムで編集して、月末に投稿しているnoteシリーズです。
・新譜
…1か月以内にリリースされたアルバムやシングル
(シングルはあまり書かないかも)
・旧譜
…先月以前にリリースされたアルバムなど
初めて聴いたアルバムを中心に感想を書く
ただ、何度も聴いているようなアルバムは書かないかも
…「友と聴いてくるシリーズ」は休止中
・プレイリスト
…AppleMusicやSpotifyのプレイリストの視聴履歴です
・動画
…YouTubeとかで、公開されている(なるべく権利関係クリアな)音楽動画
・注目
…よく聴いていたアーティストとは別に、注目のアーティスト
・良い記事
…読んでよかったと思った記事
・ライブ
…現地やオンラインでのライブ参加レポ
・その他
…気になったもの、手に入れたCD・レコード等、近況報告など
・今月の総括
…一か月の総括をします
・よく聴いたアーティストTOP5
…LastFmの記録をもとに、その月によく聴いていたアーティスト
今月のLastFmはこちら
新譜
Ålborg「The Way I See You」
オールボー、って読むらしいです
現行のUSインディーシーンと地続きかのようなアルバム。意外と日本のバンドでこういうの少ない。最近Bloomsdayを聴いたばかりか、尚のこと…。
好き→2,5,6,9
PELICAN FANCLUB「Boy’s just want to be future」
ソロプロジェクトになってから初のアルバム。
M2、イントロ〜Aメロは結構好き。サビの打ち込みは微妙。
M3もシンセ部分差し引いて聴いてみたいんだがなぁ
M5くらいEDMっぽく吹っ切れてるといいよね。エンドウアンリのシャウト好きよ。
M6みたいなエイトビートのギターロックも好み、でもシンセは…。
良さげだが、アレンジが好みじゃないパターンだった。
井上杜和「冗句冗談」
気楽さと真面目さを携えたインディーもの。日常生活を断片をユニークに、ときにキャッチーに歌い上げる。ピアノ込みのオーソドックスなロックサウンドと井上氏自身の風貌からして謎の貫禄すらあり、これが若手のファーストアルバムというギャップの愛おしさ。
M1~M4あたりのノリの良いバンドサウンド、しっとりと聴かせる後半のバランスも◎。
ユーモアと程よい脱力感が好き。ふとしたきっかけで話題になりそうだ。
好き→1,2,5,7
旧譜
Ida「Heart Like a River」(2005)
Idaは救い
M4、コーラス部分のメロディにうっとり。
好き→1,2,4,9,
Ida「Lovers Prayers」(2008)
Idaは救い
好き→1,8,10
idialedyournumber「Hourglass」(2023)
8bitサウンド混じりの打ち込みが特徴的なバンドもの。ポップな女声とスクリームの行き来が印象的。こういう意図的なローファイ感がノスタルジーを想起させる、みたいな文脈なんやろね。
The Groovers「ELECTRIC WHISPER」(1997)
あ〜ええな…。グルーヴィなロック。M1やM2みたいにピアノ等のアレンジ、M5のサンプリング。ジャケからも70’sロックぽさ。
やはりM6の歌詞はインパクトある。これ好きだろ?と言わんばかりのリフもたまらんな。M7も、スマイル!
どの曲もキャッチーなフレーズあって、ロックありながらポップな良さもあり、なるほど名盤。
好き→1,2,3,4,6,7,9
Delta Sleep「Spring Island」(2021)
目につくジャケ。
M3の不気味さあるコード展開が癖。
M4のコーラスの終わり方とかもまさにエモって感じ。M6はシャウトし始めてポストハードコアさもある。MVの数曲のイメージとはまた違うナ。
M9のような浮遊感のあるインディーロックもイケる。最後M12のピコピコでジャケのようなSF感がチラリ。
理想的なインディーロック(・エモ)アルバム。
好き→3,9,10
Master Peace「How To Make A Master Peace」(2024)
M1、初っ端からパワフルだな
M2、ポストパンクリバイバル・リスペクトで好き。
M4、この曲からアルバムの存在を知る。イントロから癖でしかないシンセファンク。
2000'sのポップなロックのリバイバルだ。いいね。
M9あたりから打ち込み度合いが高くなる
卓越してすげぇいい!とまでは行かないが、可能性を感じる1枚。
好き→2,4,8,10,13
バービーボーイズ「LISTEN! BARBEE BOYS 4」(1987)
パンキッシュな部分が好き。破裂音みたいなスネアが癖になる。まさにニューウェーブ。
後半にかけて好きなタイプ並ぶな。アッパーな前半と比べてミドルな後半も聴き入るものがある。
迫真の歌声。ツインボーカルが両方同パワーで自分に向かってくる迫力、うお。
好き→2,6,8,9,10
The Killers「Rebel Diamonds」(2023)
フジのライブ配信を見た後にベストを聴くべたなムーブ。
Mr. Brightside、これまで抑揚のないサビの歌があんまり合わなかったんだけども、他の曲と一緒に聴き直して理解。NWやポストパンクリスペクトだからJPOPみたくサビ偏重で聴いているのがおかしかったわけで、イントロフレーズ一つでもキャッチーだしトータルで観れば良い。Runawaysとかザ・80’sアメリカでスタジアムロックですってのはファーストの頃と比べるとギャップある。The Manのようなタイプもいいすね。
あれ、Cautionってめっちゃ聴いたことあるけどなんでだっけ…。
めっちゃ好きなタイプってわけじゃないけど、ライブで味わったら凄い盛り上がるんだろうな。
好き→4,6,8,12,14
Christie Front Drive「Christie Front Drive」(1997)
暑い中散歩しながら聴くもんじゃないな。全然エモが頭に入ってこない。
う~ん。ドラムが頼りなさ過ぎるうえ、バンド自体のアンサンブルがあまり…。でもすごく(90’s)エモ。先駆者として考えたらこれが妥当か。
The Last Dinner Party「Prelude to Ecstasy」(2024)
フジロック経由。
なにやら壮大な、ミュージカルのような幕開け。
こういうタイプのポップスってなんていうんだろう。重厚なオーケストレーションで、かつポップセンスもイキイキとしている。華々しい。これでデビューアルバム…?
M11が再生数トップだったが、抑揚あまりないサビの方がウケるのかな。
好き→3,4,9
矢井田瞳「Daiya-monde」(2000)
ラーメン屋でMy Sweet Darlin’が流れてきたので。
ブレイクビーツにブリットポップみ、キャッチー成分をふんだんに入れて、まさに00年付近のJPOP。好きよ。
好き→1,5,10,11
手に入れたCD・レコード等
CD
hololive IDOL PROJECT「Bouquet」
長瀬有花「ユカリウム」
カブトムシ「飛来者」
レコード
George Benson 「Give Me the Night」
Tyrone Davis「Man Of Stone In Love Again」
Arctic Monkeys「The Car」
Andy Partridge「My Failed Songwriting Career - Volume 1 EP」
観たライブ
ART-SCHOOL TOUR 2024 「Today Forever」
梅田Shangri-la@2024年7月6日
爆音とまで行かないが、3ギターの圧が脳と身を揺らした。
タイトルをちゃんと覚えていないけど曲は頭が覚えているもので、一発ギターが鳴るだけで体は反応する。というかだいたい分かる曲だったので、年代も満遍なくベストなセットリストだったなと思う。
今月の総括
よく聴いたアーティストTOP5
1位:ART-SCHOOL
2位:Ida
3位:Boards of Canada
4位:The Groovers
5位:Delta Sleep
今月分統計
Scrobble
907:曲
174:アーティスト
振り返り
7月はちょっと仕事で忙しすぎて、長いトンネルをひたすら走っているような、あるいは自転車操業よろしく息切れしながらこぎ続ける日々だった。とはいえまだ20代というのもあってか体は変化なく動くもので…いつまで続くんでしょうね。
フジロックの無料配信なんかを見ていると、森やら山やらに囲まれた空間で音楽を聴く体験ってのもええなぁと一瞬思うんだけど、ゆうて10万人近くの来場者に揉まれる過酷空間に耐えられる気がしない葛藤があります。でもま、有名なフェスには1回は行ってみたいものです。人生経験として。今年は今のところゼロ。
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