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盲点もまた一つの先入観

中世以来のパリの伝説じみた不衛生さについては知っていたものの、先日ふと思った——
 
もしや、トイレの概念自体がなかったのではないか?

慌てて調べてみたところ(慌てるなよ)、本当になかったそうだ。

詳細については非常に読みごたえがあった以上の記事をお読みいただくとして、私はこの件からクソ以外のことも学んだ。

これまで、私は「どれだけその内実がクソだろうと、歴史・文化のある所にはトイレがある」と勝手に思い込んでいた。いいや、思うことすらなく無意識にそう感じていた。

よって、「トイレ自体がなかった」というのは完全に盲点だった。
まったく、叙述トリック的にいえば100%騙されていた。

それから、「盲点もまた一つの先入観なのだ」ということを痛感した。
あるいは、盲点こそ最も悪質な先入観に成り得る、といったほうが正しいのかもしれない。

かの有名な、
「パンが無ければケーキを食べればいいじゃない」
というのと同じだ。(*マリー・アントワネットには濡れ衣らしいが)

とても大切なことを学べた気がする。
記事に改めて感謝したい。

最初はパリ五輪についてのクソnoteの作成から始まったことなのだが、ものごとは何がどうなるかわからず、また人は何からでも学べるものだ。

まあ、要はクソなのだが。

それもまたGhostGoldの私にふさわしい。






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