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stand.fmを始めて2ヶ月目で見えてきたこと

みなさん、こんにちは!しんたの勉強カフェです。

今回は、10月下旬から継続している音声配信アプリ「stand.fm」について、【始めて2ヶ月目】で見えてきたことについて書きます。

スタエフ攻略の鍵は「プレゼント」の心

stand.fm(以降、「スタエフ」)を使って思うことは、コミュニケーションの面白さや難しさです。リスナーの方に向けて話をしたり、一方で他の配信者の方の話を聴いたりする中で、僕は日々多くの学びを頂いています。自分の話を少しでも上達させたいと思い、また収益化の可能性も含めスタエフを始めてみてみたのですが、2ヶ月目を迎えるいま、改めて始めて良かったと思います。

このスタエフから僕が学んでいるのは「他者に伝えることの面白さと難しさ」です。自分の話し方を見直す機会になっているという点で大変学びが大きいのですが、それを可能にしてくれているのが、わざわざ時間をかけて自分の話を聴きにきてくれるリスナーさんの存在です。リスナーさんと言葉を交わす度に思うのは、1日24時間という有限で貴重な時間のいくらかを頂き、自分の話にお付き合い頂いている、という時間の貴重さです。自分の配信や収録は、リスナーさんの時間と引き換えにしている、という緊張感と感謝の気持ちを痛感するようになったことです。だからこそ、ライブであれ、収録であれ、また気楽に聴きに行く行為であれ、そこには感謝の気持ちを込めて「プレゼントする」という想いを乗せていこうと思うに至るようになりました。「この人の話を聴けてよかった」と思ってもらえるように話すこと、「この人と話ができてよかった」と思ってもらえるように聴くことです。ということで、ここからはプレゼント精神につながる「話す技術」と「聴く技術」について話を進めていきます。

話す技術について

まずは、話す技術について。話をするコツということで気をつけていることは
①元気に話す②間を大切にする
③声に表情を乗せる

の3つです(大事な順で書いています)。

まず、元気に話す、ということですが、原則として人は明るいところに集まります。舞台の天気はいつも配信者がつくる。その舞台はいつも「晴れ」。そんな配信者でありたいと僕は思います。そこで、振り返ってみてください。普段通りの、何も気にしていないごく自然な自分の話ぶりを思い出してみてください。思い出せなければ、一度スマホで録音してみてください。結構多くの人が「モゴモゴ」と、あるいは「ボソボソ」とまるで経典を読んでいるような淡々とした感じで話していると思われます。すみません、僕はそうでした。しかし、こと配信や収録で他者に聞いてもらう「プレゼント」ということであれば、これでは聴いてもらえないということになるのです。一度あなたの話を聴き始めた人が離脱することなく最後まで聴いてもらえる人はどのくらいの割合いるでしょうか?思わず最後まで聴きたくなる、そんなあなたの話はまずは「元気に話す」ことから始まります。

次に、間を大切にする、ということです。みなさんに質問したいのですが、今聴いても大丈夫ですか?これは、あまりにも衝撃的な質問になってしまうので、ちょっとやめておこうかな・・・とも思ったのですが、でも今しかないかなと思って勇気を振り絞って聞いてみようと思うのですが、準備はいいでしょうか?・・・では、・・今話題にしようとしている「間」の大切さですが・・・「間のない話」を何ていうでしょうか?・・・はい、正解は「マヌケ」と言います。今、これを読んでいただいている皆さんには「間」の雰囲気が伝わったでしょうか。こういうことですね。リスナーが何かを考える時間をとる、何かを感じとる時間をとる、この絶妙な時間ですね。間はリスナーの注目を集める大事な技術です。

3つ目に「声に表情をのせる」ということです。これは簡単です。要所で笑えばいいんです。それだけです。リスナーは配信者の話よりも人柄を聴き取ろうとします。リスナーにとって見ず知らずの配信者が「良い人」なのかを聞き取ろうとしています。「敵じゃないですよ、味方ですよ。」を伝えるのは、配信者であるあなたの笑顔とそれを届ける「笑い声」ということです。

聴く技術について

次に、聴く技術について。聴くだけ、なのですが、特にLIVEの場合で、より良いリスナーになろうとするのであれば、次の点に気をつけていくと良いと思います。
①配信者を不快にさせない
②他のリスナーを不快にさせない
という2点です。

コメントを書き込むことで配信者や他のリスナーさんとコミュニケーションが取れる楽しさは、全てこの2点を守るマナーの上に成り立ちます。

より具体的にしてみると、
・配信者や他リスナーの意見を否定しない(反論は自分の収録でやるべき)
・聞かれていないことをコメントしない
・配信者に対して過度に知識をひけらかさない
ということに注意すると良いと思います。
そして、
・配信者の話の大切な部分をおうむ返しする
・配信者が読みたくなる褒め言葉をコメントする
・他のリスナーにも敬意を払ったコメントをする
ということですね。

もちろん、これらに反したことで罰則があるわけではなく、自由に議論ができる場ではあるのですが、こうしたマナーを踏まえて「相手にプレゼントする」という心を込めてスタエフの時間を過ごされると良いかと思います。

LIVEで気をつけること

最後に、スタエフが最も力を入れていると思われるLIVEについてふれて、この記事を終えます。
まずは、LIVE配信は「タイトル」が命、ということです。stand.fmでは、人気のある配信者とそうでない配信者との区別がつけづらい仕組みとなっています。つまり、この人はインフルエンサーと呼ばれているからきっと面白いはずだ、と言ったように「人」で選ぶことが難しいのです。それゆえに、初心者でも伸びる可能性が十分にあります。その入り口になるのがタイトルです。実は、見ず知らずのあなたのLIVE配信が聴かれるものかどうかは話の内容や構成では決まりません。タイトルです。リスナーは「ライブ放送」欄に上から並んでいるタイトルを見て聴くかどうかを決めます。だから、聴きたくなるタイトルになっているかどうかが大変重要なのです。ぜひ、配信前にチェックしてみてください。よくやってしまいがちなタイトルを以下に挙げてみますが、これはあまり聴きたいとは思われないもので、オススメできません。

・夜の雑談LIVE
・◯◯日記LIVE

うーん・・・。という感じです。なぜ魅力を感じないんでしょうか?おそらくそれは、この雑談LIVEに参加することでどんな面白さがあるのかが期待できないからだと思われます。雑談LIVEがダメというわけではありません。雑談が面白い人もたくさんいます。しかし、初見の人がタップするその意欲を考えると、何とも微妙な感じがするのです。一方で、配信のテーマが具体的に伝わるキーワード、リスナーの関心を集めやすいワードを入れておくとタップされやすくなります。

・やってしまった、就職面接 →就職活動中のリスナーにしっかりリーチできる
・【速報】彼氏の衝撃の一言! →何だろう?もしかして・・・。と期待感を演出できます。

キャッチーなタイトルでリスナーをワクワクさせましょう。

続いて、ライブ配信の基本的なテクニックですが、盛り上がるライブと盛り上がらないライブを分けているものは、リスナーの人たちと適切にコミュニケーションが取れているかどうかだと思います。具体的には、
・リスナーのコメントを読む
・リスナーに声をかける(疑問文、同意文)
・リスナーを褒める
こういう感じですね。
よくやってしまいがちなこととしては、ライブでコラボ配信をしているときに、盛り上がるあまりについついリスナーのコメントを放置してしまうことです。これはリスナーに対して失礼かなと思います。
話たいことを一方的に話してしまう方もいらっしゃいますが、せっかくのライブ配信ですから僕はコミュニケーションを楽しんだ方が良いかなと思います。(一方的に講義調で話すなら収録でも良い)

配信者としてであれ、リスナーとしてであれ、やはり相手へプレゼントするという心を忘れずに音声配信を楽しみたいですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。音声配信アプリのstand.fm(通称、スタエフ)は2021年を元年として、より多くの配信者とリスナーを増やしていくことでしょう。まだまだ先行者優位は働きます。まずは試しに、気になるタイトルのLIVEを3つくらい聴きに行ってみてください。今回の記事を一つでも参考にしていただけたら幸いです。

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