詩 - 翼を広げて!思いっきり。
縮こまっていないかい?
君の本当の可能性。
思いっきり羽ばたいちゃいなよ。
自分でも気づいてないかもしれないけれど、君は、この世界すら包み込むほどの巨大な翼を持っているってこと。
誰もそんなことを言ってくれなかったって?
それならば、僕が今ここでいうよ。
君は、何より深く、何より広い透明な暖かく美しい翼の持ち主だ。
いつまでも縮こまっているとその見えない翼の筋肉が萎縮しちゃって、それが自分の翼の大きさだって勘違いしちゃうんだ。
だから、できる限り、羽を伸ばすんだ。
文字通り、羽を伸ばすという言葉通りに。
自分の背中に、巨大な翼がついているつもりになって、ざばっとその翼を広げんるんだ。
君は、君が思っている以上に無限大に美しい。
世界の美しさを感じた時に、君の中にも同じものが広がっている。
いつかどこかで、もう忘れてしまった記憶の中で、きっとそれを君は感じたことがある。
小さい頃か、もっと前のことか。あるいは、未来のどこかで。
いつかは今で、今は昔さ。
君は、だから、心配しなくていいんだ。誰がなんと言おうと、君の可能性は無限大だし、君が君自身について信じることができないとしても、ちっとも変わらずに君は、美しく暖かな生命なんだ。
それを何人も否定することなどできない。
だから、いいんだ。思いっきり翼を広げて。
どこまでも、どこまでも豊かに美しく、そして愛が限りないものであることを、君自身を通して現してしまって。
君は、何より深く、何より広い透明な暖かく美しい翼の持ち主だ。
誰も言ってくれなかったのなら、今、僕と一緒に君は君自身に言おう。
一緒に。
「君は、何より深く、何より広い透明な暖かく美しい翼の持ち主だ」
Poetry by Shinta SAKAMOTO
2024.9.24
追記
この投稿に添えた写真は、今日ランチを一緒にした友人がくれたFOLONのポストカード。
Agency of imaginary Journey(空想旅行案内人)と自身の名刺に添えた芸術家からの時空を超えた便りであった。