北極に行ったときのこと
パンチ力に事欠かないタイトルだ。競合いないだろ。
いないはずだが一応調べとくか、ということでnote内で検索をかけてみた。
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めっちゃいた。
「北極と南極を10,000km以上踏破」とのこと。こちらが霞むにもほどがある。
でも、北極だけじゃなくタンザニアのハッザ族という狩猟民族とは一週間の共同生活だってしたし、世界一周の旅では27カ国の空を仰いだ。
王子小劇場にも立ったし南座にも横アリにも立った。
若い頃には◯◯も洗濯機の取り付け屋もしたし、いまは俳優もしているがnoteも漫画も描いている。
ここまできたら競合いない。でも畑も無い。荒野だ。ペンペン草さえ生えていない謎の土地を1人で耕しています。
一方的に発見した荻田さんに空中でマウントを取る、という民度の低さでやらせてもらっています。そして取れてもいない。北極冒険家は強すぎ。
民度低き者がどうして北極に行ったことがあるのかというと、所さんの目がテンという番組内のロケで行かせて頂いたのでした。
南極には南極大陸がありますが、北極には北極圏があるだけで。
北緯66度33分以北の地域のすべてが、いわゆる北極にあたります。
俺が仰いだ北極の空は、その国土の大半が北極圏内に在るグリーンランドの澄んだそれでした。
経由地であるデンマークではオーシャンズ11顔負けのスリ師に華麗な一撃をお見舞いされたのですが、これは阿佐ヶ谷ロフトA案件に該当するので置いておくとして。
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圧倒的な澄み。
てか良い写真やな!俺置いていかれ過ぎてるけど。
パない景色ばかりでした。
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これはアイスフィヨルド。
俺のシルエットがNulbarichのロゴみたい。
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Nulbarichのロゴみたい、とだけ言って、伝わる人に伝わるで良し、とするか、写真も添付して伝え切るかで逡巡したが、伝え切りたさが勝った。臆病な俺です。
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みたいな食事風景
北極に住む犬は、アザラシを生で丸ごと喰う。イカつい。
イッカクもアザラシも調理されたものを食べましたが、たいへんハードボイルドな味でした。コーンフレーク食いてえ〜、とずっと思っていた。
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たまげるほど凪いでいた日の海。
凪ぎすぎて水面が鏡面みたいになってた。
これぐらい凪いでいないと、イッカク猟は難しいのだそう。この水面写真はイッカク猟に向かっているボート上から撮ったもの。
カメラが回っているせいで猟師さんがめちゃくちゃテンション上がってしまい、デカい声を出し続けていて、イッカクはデカボイスにビビって逃げまくりで捕れませんでした。捕れる気配さえなかった。
そしてボートに乗っているあいだ中おもっていたが、イッカクを捕る、ってどういうこと?
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こいつですよ。こわすぎ。
こいつ捕るつってんのに4人乗ってギチギチの超小型ボートやったし。
遭遇したくない、とさえ思った。こんなん突っ込んできたら転覆待ったなしでしょう。
あとこれ角じゃなくて歯らしいですよ。出っ歯すぎ。
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そしてこれが夜中2時。めっちゃ白夜。
夜中の2時でも3時でも、子どもが道で遊んでた。夜中だろうが明るいなら遊ぶ。ストロングスタイルだ。
俺たちが訪れたのが夏の白夜の時期だったのでこれですが、冬の極夜の時期はズッ夜。
ズッ夜の−30℃なんてやること無さすぎるよなあ。そりゃあ子どもたちも遊べるうちに遊ぶ。
イルリサット、という地域をメインにロケしていたのですが、マイクというナイスガイが日々ガイドをしてくれたお陰でとても楽しく過ごせた。
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変なテンションになった俺とマイク
長い滞在期間だったので、ずいぶん仲良くなった。
マイクが滞在中に「もしものことがあったら、イルリサットに住みなよ、家の手配だって仕事の紹介だって出来るよ」と言ってくれた。
帰国後もFacebookのメッセージで「なにかあったら本当にイルリサットにおいで」と言ってくれた。
俺の人生が危ういもんやと決めつけすぎてないか?いずれ俺が日本に住めんくなる何かを感じ取ったんか?
ありがたさと、なんでそこまで言うねん、が丁度半々でした。まあでもありがとうやな。
縁に恵まれ、支えられ、ただただそれらのお陰で朗らかにやってこれている人生でして、マイクのこの言葉だって、紛うことなきぶっとい支柱だ。
さいあく、あそこに行けば良い、という場所が、人が居るのは、めっちゃ大事だ。俺はほんとうに恵まれていて、そういった場所や人が非常に多い。奄美大島の秋名集落も、地元の愛媛も、東京のそこかしこも、トルコのサラー宅もそうだ。北極まである。
人生どうにだってなる。死なない。
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後日遊びにいったときのグッドヴァイブス写真
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一緒に相席屋100回ぐらい行った
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韓国旅の際、呑み過ぎて残像が出るほどはしゃいでいる一幕
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そしてマイクの勘はけっこう冴えていて、危うい人生でもある。
なにがどう危ういかって、それはすべて2月28日19時、阿佐ヶ谷ロフトAで催される『またとない夜 第5夜─シン劇団員の金丸を金丸自らお披露目する夜─』にて明かされます。
冒頭の「若い頃には◯◯も洗濯機の取り付け屋もしたし」の◯◯だって穴埋めだ。しっかりスモーキーだから無料のnoteでは伏せ字。
告知のヒキをつくりたすぎてしょうもない伏線を張り、そして回収してしまった。
上田さんが、ヨーロッパ企画主宰としてはおもしろがっていて、株式会社オポス社長としては肝を冷やしているかもしれない。
大丈夫、社長。ギリギリを生きてきた俺はギリギリとは何かを心得ているつもり。
お客さんもその安心感のもと、いらしてください。
オカンはまじで配信チケット買わないでください(私信)
こんなん言っといて、お客さんドン引きの社長ひっくり返り案件やったら終了です。退団か続行かを賭けた鉄火場!退団になったら北極移住。
内容詳細、先週も貼りましたがもっかい貼りますね。
こちら。
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過去全晒しにコントに旅行記にメンバー全員の動画にあざしたタイム!カチ盛り。コントでフィクション性も補完しているのでね。
まじで理子モクでも良いから来て。
ご予約こちらから。
なにをどうやったってもう再現できないような夜に、またとない夜にしましょう。
先週の投稿の宣言通り、サラッと読めた?
俺はサラッとし過ぎているのでは?と不安でしかたない。クソキモ長文書きたい病の重症患者だ。
というわけで次回投稿はクソキモ長文とサラッとの狭間を狙うべし!始めて間もないしな、試行錯誤よ。
投稿日は2/15(土)で題目は『ヨーロッパ企画の珍妙な凄さは伝わりづらい』です。
実にクソキモ長文に寄ってしまいそうな題目。狭間でいけるかな。
noteではなるべくヨーロッパ企画のことから離れた文章を多く投稿していこうと思っていたのですが、これまた試行錯誤だ。勝手にやっていることだから全部試せる。
Xだのこちらのコメント欄だのに、サラッとのがいいよー、でも、クソキモ長文のがいいよー、でも、てめえは黙ってヨーロッパ企画のこと書いてろ、でもなんでも良いので、お言葉寄せてくださいね。羅針盤はあなたたちだけなのよ。
明後日の方向にだけは飛んでいってしまわぬよう努めます。ほなまた来週!