ゴキブリコンビナート
2024年7月20日、僕はりきマルソーに誘われて、『ゴキブリコンビナート』に行ってきた。
友人のりきマルソーが、小道具製作などのお手伝いや繋がりが深い劇団で、とても刺激的な体験が出来ると聞いていたので去年の夏、僕は初めて〝ゴキブリコンビナート〟を観に行った。
前回自分が参加した公演の時だけでも、鑑賞中に2人の失神者が出ていた位強烈だった。
去年そんな体験をしてから、今回2度目のゴキブリコンビナート。
また体感するであろう恐怖に怯えながらも、それ以上に自分の中の興味が勝ってしまい、友人のりきマルソーと今回も参加することとなった。
会場について受付を済ませた後、〝裸足になってください〟と言われた時に参加したことを一気に後悔した。
内容を事前に見ないようにしていたため、会場で知らされたまさかの急な案内に、僕は早々にビビり散らかしていた。
自分達の順番が近づく度に、聞こえてくる悲鳴と共に、より緊張感と恐怖感を増殖させていく。
そしていざ演劇スタート。
会場はどうやら迷路式になっているようだった。
迷路を進みながら物語りを体験していくような構造となっているようで、〝イマーシブシアター〟にも分類されるだろう。
一歩一歩進むたびに、足元は何やらヌルヌルとしている。
微かに道が分かるくらいの灯を辿りながら、進んでいく…
裸足の中で進むと、次第に膝まで水浸しの通路に変わったり、時に四つん這いにならなければ進めない低さの洞窟があったり、高さのある場所に登った後、空中に設置された丸太の上を歩かされる。
〝キツイ、キタナイ、キケン〟の3Kを売りにしているゴキコンだが、特に手作りのジェットコースターに乗らされた時は、握っていた唯一の命綱である手を離してしまい、正直死んだかと思った。
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