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Surface を USB-C で充電できる超コンパクトなアダプタ SPD82 を検証してみた

Microsoft の Surface シリーズ。最近のモデルは皆 USB-C 端子を内蔵してUSB PD 経由での充電も可能になりましたが、基本的に充電端子は Surface Connect と呼ばれる専用端子。Surface Pro 3 から同じ形状なのでほぼすべての Surface がこの端子です。

Surface が普及したこともあって、 USB-PD to Surface Connect の端子が出てきて純正の充電器を持たなくても USB-PD の充電ができるようになってきました。

アダプタ タイプ 登場

そして、最近?になってアダプタタイプが出てきました。それがこのSPD82です。

ショートケーブル(15cmくらい)タイプはありましたがこのようなアダプタタイプは始めてみました。ちょっと商品としては色々気になるところがあります。

- 長さが短いので磁力が弱そう
ー 説明に「商品画像の向き(SPD82の文字が前面)でのみ使用できます。」とあるがそうだとすると致命的
- Apple USB-C で使えないとあり、ほんとに汎用的に使えるか不安

ということで検証してみました。

大きさ比較

左から純正充電器、ショート変換ケーブル、Surface Dock, SPD82。端子の長さは一番短く、幅は一番長いです。そして磁石らしきものがむき出しなのはSPD82ですね。磁力は結構期待できるかも。

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引張強度を検査してみましたが、道具もないので私の感覚だけです。ケーブルを引っ張って外れたところの強さを感覚でチェック。

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結果は 純正 > Dock ≒ SPD82 >ショートケーブル  でした。やはりサードパーティー製は若干弱く、ただSPD82はむき出しでボディサイズも大きく、強い磁石を入れることができたみたいですね。純正のDockと同程度な感じなので問題ないでしょう。

接続時の注意

唯一SPD82だけ、端子をつけるときの最後に1段だけ「カコッ」と感じるところがありました。ハマる前がこちら。この状態では青ランプがついておらず、充電されていません。

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もうひと押ししてちゃんとハマります。気になるほどでもないですが、意識しておいたほうがいいですね。磁力だけでなく最後にひと押ししてないと充電されてない!ってことになるので注意です。

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裏表OK

さて、Amazon の説明では「商品画像の向き(SPD82の文字が前面)でのみ使用できます。」とありましたが、どうなのか?

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はい。裏でも大丈夫です。ランプも付いていますし通電しています。あの説明は一体何だったのだろう?

Surface Pro は下向き仕様がほとんどなので良いですが、Surface Book や Laptop はむしろ上向き(裏向き)が多いので、心配しましたが大丈夫でした。

PD大丈夫?

手持ちのPD充電器 5機種をBook2 で試しましたが、45W/60W のPDはすべて問題なく動作しました。 Anker の ATOM PD1 は30W なので Book 2では使えず。これは正常動作です。

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Power IQ 3 があったり、PD 3.0 があったり、海外のクラウドファンディングのものがあったりと多種多様ですが、だいたい大丈夫そうです。

USB A 端子がいまいち

SPD82のもう一つの売りが USB-A端子がついていること。最近はUSBも使う機会が減りましたが、試しにUSBメモリーを刺してみたところ、ちょっと不安を残す結果でした。

- むちゃくちゃ硬い(個体差?)
- 裏面では認識せず
- 一部のUSBメモリーは認識に失敗

個体差の可能性もありますので参考までに。

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荷物を減らすならオススメ

PD充電器も小型なものやマルチポートが出てきています。なので荷物を減らすにはPD充電器の利用は重要。iPad やスマフォと充電器を共通化できますからね。Surface ユーザーは是非検討してみてください。

なお、USB-C で充電できる Pro 7 や Book 2/3, Laptop 3, GO/GO2 にもこのアダプタはおすすめです。充電は Surface Connector で、画面出力はUSB-Cでという組み合わせは意外に多いですからね。

USB PD 充電器のオススメはこちらにも。


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shinobu
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