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オーストラリアの大地でトレイルランを始めてみる

オーストラリアにきてそろそろ2年、日本で趣味でやっていたロードバイクは未だ再開できず。

そして今後も再開出来る見込みは立っておらず。

「そもそもロードバイクを趣味とするならシティーに住むべきなのでMTBに趣味を転向した方がよい問題」などもあり。

心機一転トレイルランを趣味にしてみようかと考える。


きっかけ:近場にいい場所を発見

マレー川沿いを走るのが気持ちいい

今住んでる地域に移り住んできたのは1年ほど前、さらにその半年ほど前にこの地域一帯が洪水に見舞われ。

家の近場にあるネイチャーウォークは長らく川の底にあった様子、一度そこを訪れた時も通行止めとなって中に入ることは出来なかった。

It is what it is.

一度このように修理が必要な状態になるとオーストラリアでは道路工事しかり、水道の修理しかり、復興作業は永遠に終わらない。

過去に職場のトイレが一週間以内で修理が終わった時は驚いたものである。

僕らが住んでいる家(レント)でもそれは常態化しており、電気コンロと天井の水漏れは未だ放置されている、果たして僕らが住んでいる間に彼らは直るのであろうか?Amazonの商品は何事もなく、無事に家に辿り着くのだろうか?

しかし、そんな自分ではどうにもできない状況に置かれている時、此処ではこの言葉が重要なのである。

It is what it is.
直訳:それはそれだ。
意訳:しょうがない。

’’It is what it is.’’ つまりは『しょうがない』の精神。

何事もこの諦めと受容の精神で乗り越えて行くのがオーストラリア流。

こちらでは水が貴重なので、お皿洗い時に流水で泡を流さないで終わることもある。

最初は「まじか〜きも〜」と思ってたけど、そんな変えようのないお皿洗い文化のことも、心の中で「It is what it is.(まっそんなものか)」と唱えれば大抵の事は乗り越えられるのである。

便利すぎる街【東京】から来た僕には怪我の功名とでも言うべきか、忘れていた『しょうがない』精神の大切さを思い出させられる。

ネイチャーウォーク

話は戻りトレイルランの話。

すっかり忘れていたネイチャーウォークのことを、最近になってふと思い出しGoogleMapで検索してみると。

なんと''Closed''の文字が消えている!!

もしやと思い現地に行ってみると、やはり解禁され立ち入り可能となっていた。

週末は夫婦で家の近場をランニングしていたのでこのネイチャーウォーク解禁はかなり嬉しいできごとだった。

しばらく週末はこのネイチャーウォークでトレイルランを楽しむのがルーティンになりそうである。

本当はロード乗りたい問題。

本来であればロードバイクに乗ってそこら辺をツーリングしたものだけど、如何せんロードバイクのハードルが高い。

そもそも値段が高い、日本にいた時と比べ収入が減って支出が増えている(インフレ)この状況ではなかなか手が出ない。

しかもオーストラリアの田舎暮らしとなればサイクリストに向いてる環境を探すのも一苦労である。

今できる事を大事に

なにはともあれ、無い物ねだりをしていても仕方がないので今できることに集中してみると、実は色々できることがあることにも気付く。

皆さんも不便な海外暮らしでお困りの場合は、『しょうがないか〜』精神で乗り越えてみてはいかがでしょうか?