田植えとビワと共謀罪
昨日は、人生初の、自分の田んぼとしての田植えをしました。
ほんとは来年からと思ってたけど、区長さんがちょっとやってみたらええと言ってくれたので。
苗も作ってくれ、機械植えもやってくれたので、自分は少しの手植えと、今後の水管理だけだけど。
でも、なんだか心が踊りますねー。
同日早朝、参議院で共謀罪が強引に可決されました。
ほんとに、はがゆくて、情けなくて、やるせなくて、おそろしくて。。
昨今のひどい政治の様子を見ながら、でもどう声を上げていいのか、正直自分には分からず、憤りを感じながらも、見ていることしか出来ませんでした。
そしてこの顛末。
すごく、途方に暮れる気分になるけど、悲観的になってもしょうがないし、前を向き、希望を持って変わらず行動することが、対抗することになるのかなと。
話は変わり、昨日田植えのあと、区長さんが自分とこのびわを採らせてくれました。
丁寧な暮らしがしたい、自分たちのライフスタイルを、もう一度見つめ直したいと思い、山あいの村に移り住んで、もうすぐ2年になります。
さっきの田植えもそうだし、家をつくったり、村のひとたちとの信頼関係もちょっとずつ築けてきたり、少しずつだけど、安心して生きる為の「芯」みたいなものって、こういうことなのかなっていうのを、実感できかけたりしています。
そんな日々のとても遠いところで、「誠実」とはかけ離れた人たちが、権力を振りかざし、好き勝手している。少し離れたところからみていると、それを中心として様々なモノコトが我田引水的に立ち振る舞っているように見える。
ほとほと嫌になるけど、やっかいなことに、それはほっとくと、遠く離れた私たちの日々をも脅かすことになる。
前も書いたけど、たのむから、少なくとも戦争と原発だけはしないで。。
なんでこんな人たちに未来を脅かされないといけないのか腹が立つけど、でもこの結果を招いたのは、自分を含め、私たちなんだなということも、今ではよくわかります。ああいう人たちにとっては、無関心が一番都合のいいコトだから。
だからこそ、今こそしっかり現状を認め把握し、舵をきらなきゃいけない方向を見定め、そこに向かうように行動を選択しないといけないのかなと思います。
100人いたら100通りの方法が。
自分は自分のライフスタイルを構築し直すことを通じて、前述の問題解決への根本へアプローチをしているつもりでもあります。
おこがましいけど。
それはいかにも遠回りで、小さな小さなことかもしれないけど、きっとそこへ向かう力の一端になってることを信じて。
でもその理由は、後付けかもですけどね。
単純に自分は、そこへ向かう過程が、とても楽しいし、そんな暮らしがしたいなと思っただけのハナシ。
自分や家族のためでもあり、それが地球や未来の希望につながる。
そんなこんなな、生き方。が、できたらなあ。
いっぺんには無理だけど、遠くを見ながら、ちょっとずつ。
米、おいしくできるといいなあ。