機会費用の呪縛

機会費用とは、経済学の用語で、人の選択においてある選択を行うことで失ったものの価値のことをいう。
たとえば、今日一日バイトをしたら、ほかに行けた場所や話したい人と会える機会を失っている。
あらゆる場面でそういったことを考えてしまう。
今これをしてていいのか。
自分がしたいこと、やるべきことはこれなのか。
もちろんこの考え方も大事。
時々立ち止まって方向性を考えることで、行動の指針となるだろう。
しかし、そればかり考えてしまうと、無限の選択肢の損失ばかりが頭をよぎって、
なにも失っていないのに、失った気分になってしまう。
だから、関心だけに目を向けず、自分のできることから、好きで没頭してしまうようなことに集中して生きていくのが楽しいと思う。

ただ、僕が就職をしたくない理由にも、この機会費用がある。
自分のやりたくないことをひたすら続けるような仕事をしていたら、その時間はただ耐え忍ぶ苦行でしかない。
仕事は人生の大半を占めるのだから、自分の好きなこと、貢献したいこと、自分で決めれるようにできたらいいな。

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