記念回【見逃し配信のお知らせ】古今亭志ん輔、志ん生師匠のひ孫・金原亭小駒~落語三席+秘蔵トーク/第40回志ん輔と仲間たち
毎日新聞社が古典落語を極める落語家・古今亭志ん輔の落語をオンラインでお届けする「志ん輔と仲間たち」。
2021年4月に始まった本会は、おかげさまで第40回を迎えました。
今回のゲストは二ツ目の金原亭小駒さん。戦後を代表する落語家の一人である故・五代目古今亭志ん生師匠のひ孫にあたり、祖父が故・十代目金原亭馬生師匠という家系で期待の若手落語家さんです。
~配信の様子をGIF動画でご紹介~
冒頭からインパクト大!小駒さんによる本日の演目紹介。
主人公が祝儀にアワビを持っていってしまったことで巻き起こる騒動を描いた落語。
あれ?はじめから羽織を着ていない…はい、なんと前座が志ん輔師匠です!枕では志ん朝師匠とのほろ苦いエピソードも。落語中は間抜けな口上と吉兵衛の勢いに思わず見入ってしまいます。
元々惚れていた未亡人との縁談に浮かれる主人公に長屋の男やもめが仕返しを企てる滑稽な怪談噺。
志ん輔師匠の前座の後で大緊張!?落語が始まってからはそれを全く感じさせないダイナミックな演技で圧倒されます。
ヒュ~ドロドロ。
明治期の落語、怪談噺中興の祖・三遊亭圓朝によって創作された落語。年増女の嫉妬心が周囲の人々を恐怖に突き落とすストーリー。
こちらもある意味ドロドロ。志ん輔師匠の語りと登場人物演じ分けによって、物語の世界観に引き込まれます。
トークはプチ打ち上げのような雰囲気~乾杯~
小駒さんの生い立ちから、祖父・馬生師匠とその家族のエピソードを話してくださいました。小駒さんがお母様などから聞いた話、そこから思い出される志ん輔師匠の記憶、お二人の視点から在りし日の名人の人柄を垣間見ることができました。
たっぷり落語三席と、寄席では聞くことのできない秘蔵トーク。ぜひこの機会にお見逃しなく!
見逃し配信は2024年8月4日(日)まで
☆次回は第41回目!
8月22日(木)19時より
ゲストは故・三代目林家正楽師匠に弟子入りした紙切りの林家楽一さんです。
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