【見逃し配信のお知らせ】古今亭志ん輔、古今亭始、古今亭佑輔~落語4席/第39回志ん輔と仲間たち
毎日新聞社が古典落語を極める落語家・古今亭志ん輔の落語をオンラインでお届けする「志ん輔と仲間たち」。
これまで落語以外の知識人や専門家、寄席芸人をゲストに招いてお届けしてきましたがこの6月から、より多くの落語をお届けする会へ少々リニューアルしました(配信場所はこれまで通り古今亭志ん輔・自宅稽古場です)。
そのリニューアル初回のゲストは、志ん輔師匠のお弟子さんである、始さん、佑輔さん。
始さんは今年の9月に真打昇進と「古今亭伝輔」への改名が決まっており、まさに時の人。
佑輔さんは女性落語家で、得意な英語を生かして日本文化を世界に広げることを期待されています。
志ん輔門下3人でのトークは初となりました。
見逃し配信で7月3日(水)23時59分までご視聴いただけます。
この機会にお家で落語鑑賞はいかがでしょうか。
詳細やお申込みは下記よりお進みください。
~配信の様子をGIF動画でご紹介~
佑輔さんによるオープニングと本日の演目紹介。やや緊張気味でしょうか!?
「元犬」は、動物が出てくる古典落語です。
真っ白な犬の「シロ」が人間になるために東京・蔵前の八幡さまに願掛けをし、あるとき人間になります。
シロは上総屋の口入屋(仕事紹介所)の主人の紹介で「隠居」の元へ奉公へ行くことになりますが、そこでは色々と勘違いが起き…。
志ん輔師匠の演じ分けが見どころです。
☆蔵前の神社には実際にシロの銅像があるそうです。
「加賀の千代」は、新作の滑稽噺です。
長屋へ住む甚兵衛夫婦が主人公で、ご隠居から金を借りてくるよう主人に色々と知恵をつける女房。
落語では珍しく女性が活躍する噺で、今の季節にぴったりな朝顔がでてきます。佑輔さんのフレッシュな話芸が見どころです。
☆「加賀の千代」は江戸中期に実在した女流俳人の名前でもあります。
「首ったけ」は、遊郭が舞台の古典落語です。
馴染みの花魁と喧嘩して振られた辰。吉原で起きた火事にかけつけて、お歯黒ドブに落ちた女性を助けようとしますが、実はそれは...。
画面越しからでも伝わってくる始さんの勢いのある話芸が見どころです。
「もう半分」は、名作の怪談噺です。
ある夫婦が営む居酒屋にやってきた老人は、お酒を半分ずつ頼む変わった飲み方をします。その老人は50両の大金が入った風呂敷を居酒屋に忘れてしまい取りに戻りますが、夫婦は悪態をつき知らんぷり。実はその50両は老人のの娘が吉原で身を売ったお金であり、老人は落胆し、川へ身を投げ死んでしまいます。
その後も、ぞっとする内容ですが、どうぞお楽しみください。
アフタートークはお酒を飲みながら。
なんと、3人が表舞台で一緒に話すのは「志ん輔と仲間たち」が初めてです。この秋に真打になる始さんの話題を中心に、短いながらもゆるりとトークが進みました。最後にはプレゼント抽選会も。
まだこの配信をご覧になられていない方はこの機会にぜひお楽しみください。
見逃し配信は2024年7月3日(水)までです。
次回お知らせ
第40回記念として、7月26日(金)に開催します。
ゲストは金原亭小駒さん。志ん生師匠のひ孫にあたるニツ目さんです。
お楽しみに!
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