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社員・従業員が、会社のことやリーダーのことを嫌になっちゃう時

社員従業員が会社のことをリーダーのことを嫌になっちゃう時ってどんな時かと言うと、会社や上司が矛盾したことを言ったり、一貫性がなかったりする時です。

組織人として致し方ないって思う時、上司も中間管理職だから可哀想だよなって思う時もありますが、人はどうしても自分自身の行動や発言や態度や信念に対して整合性・一貫性を求めます。
整合性・一貫性が無いと、あるいは持続できないことが続くと、なんかモヤッとするわけです。

自分の信念としてはあることを信じているのに、社会や組織がそれを許さない状況であり、自分の信念を曲げ続けて同調しているとストレスを感じるか、慣れるかのどちらかだとも思います。

当然ながら他人にも整合性・一貫性を求めます。

先日、あるニュース記事を見ました。
そこには、

東京オリンピックは開催すると政府が発言しているニュースを見て小3の息子が泣きながら、「運動会はやらないのに、なんでオリンピックはやるの?と聞かれて答えに窮した

と言うものでした。

運動会もオリンピックも開催すべきなのか、運動会もオリンピックも開催しないのか。
どちらが正しいのかわかりませんし、正解も不正解も無い気もしますが、小学3年生も国民も矛盾を感じていることは確かでしょう。

そうなると、前述したように、政府のことを嫌になっちゃう、言っていることに信憑性が無い、信頼できないとなるわけです。

面白いもので、整合性も一貫性もなく矛盾したことをやっているマネージャーに限って、政府の矛盾を嘆いたりしています。

いかに自己認知が難しいか・・・。

「自己認識が高い上司」の組織は、「自己認識の低い上司」の組織よりも業績が良いことが分かっていますので、自分が自己認知できるように常に配慮する必要があります。

難しい自己認知をどうすればできるのでしょうか?

多分、それは自問自答する人なのかな?って思ってます。
もっと言うと、自分で答えなくて良いので、自分に質問する人ですかね。

しかも、素朴な質問をする(笑)

なぜ、僕は〇〇なんだろう?
どうして、〇〇してはいけないのかな?
みたいな質問をしていると、答えを考えざるを得なくなるので、
答えを探します。

多くの場合、その答えは自分の考えそのもの、考え方、そう考えてしまっている理由などになると思います。

質問をしないと、なんとなくこんなもんじゃ無いかなと思い込むので、自分なりの正解というか、自分なりの解決をしてしまうので、どんどん固定概念や既成概念が強化されてしまい、自己認知から遠ざかる気がしています。


と言う感じですので、自問自答しなくて良いので、まずは自問する。

次に自答する。

そうすることで、自己認知ができて、矛盾を理解し、必要あれば整合性や一貫性がない状態を是正できるのだと思います。

まあ、なかなか難しい話だとは思いますが・・・。

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