シリコンバレーで活躍する日本人の方々に聞いた!みなさんの「人生の軸」は?
はじめに
はじめまして、BigPicです!”BigPic”はシアトルで、僕が所属している学生団体です。僕の代で4代目、今年で3年目を迎え、シアトル留学中の日本人学生達が中心になって構成されています!
BigPic WEBサイト
http://seattle-gakusei.com/
シアトルを中心に今まで沢山のビシネスパーソンの方々にインタビューをさせていただき、彼らの働き方、そして生き方を、記事を通して進路に悩む日本の若者に発信してきました。
今回は今まで活動拠点であったシアトルを飛び出し、テック業界の最先端であるシリコンバレーに足を運び、より多様な仕事をされている方々に、そこでの働き方や生き方を学生の視点から取材してきました!
今回の記事はシリコンバレーでインタビューをさせていただいた皆さんの、人生の軸とは何か?について聞かせていただきました。12人の方の答えには、同じ言葉を答えにされている方もいれば、全く違う軸を持ってらっしゃる方もおられました。それでは1人ずつ軸を見てみましょう!
YouTube Akihiko Suzukiさん
「Patience」
Akiさん:「根気」ですね。タイミングを見計らい、我慢強く行動し続けることが重要だと思います。キャリアの中でも、自分の思い通りにいく時もあれば、そうでない時もあり、上手くいかない時でも、根気強く努力し続けることが大事だと考えます。
例えば、私は高校から日本語を本格的に勉強し始めたため、他の日本人生徒と比べると自分が劣っていると強く感じ、ストレスや悩みを抱えていた時はとても辛かったです。しかし、当時も根気強く漢字や国語に取り組み、一から日本語を勉強し直しました。
根気強さを継続するには、「Intentional Thinking」を意識し、目的や目標をはっきり持って勉強や仕事に取り組むといいと思います。そのほうが、例え失敗したとしても、悔いのない結果に繋がると考えています。
Salesforce Takehiro Wadaさん
「信頼」
Wadaさん:信頼がないと人生何もできないですね、会社で働くのも、生きていくのも周りのひとから信頼されないと駄目です。なので人から信頼を得られるような行動を自分もしたいし、他人からも信頼されたいです。
あと、決断の軸はフィーリングです。人生長く悩んでも答えはでないことが多くて、色々考たらきりがないから、最後の最後は思い切り、やっちゃえ!って感じですね笑 全部を納得して決断なんてできないんで、仕方ないからフィーリングで決めるって感じです。
JETRO Noriya Tarutaniさん
「多様性とマイノリティーになる勇気」
Tarutaniさん:マイノリティーになる勇気っていうのはずっと考えてることで、日本だとやっぱり同調圧力っていうのが強いですよね、でも1人がちょっと違った意見とかを出してみたら、みんなもそういった意見を言いやすい雰囲気ができるんですよね。なので同調圧力に負けずに、マイノリティーの人間が暮らしやすい状況を作りたいですね。
あとは、仕事でもそうなんですが、新しいことをやる人たち、マイノリティーな人達を応援していきたいという思いがあります。多様性を追求するためにJETROに入ったっていう部分もあります。
Facebook Azusa Ueyamaさん
「やらないで後悔よりやって後悔」
Azusaさん:元々頭で考えるよりも行動に移すタイプなのもありますし、実際にも、やらないで諦めるよりも、やって失敗したり後悔したほうがそこから学ぶこともあったって経験をしてきましたし、自分のためにもなるっていう部分からも悩んだら絶対にやってみるようにしています。もしやってみても、だめになったらそこからやり直したら良いだけですよ!
Canon Taiki Iidaさん
「出逢い」
Taikiさん:人生の軸は「人との出会い」を大切にしています。今回皆さんと出会ってお話できたのも大きな出会いだと思っていますが、人と出会うためにどう行動するか、またひとつの出会いで終わりじゃなくて、その出会いが広まっていってもっと大きくなっていくような輪を作ることをイメージしています。出会った1人1人との関係、そしてその瞬間の出会いを大切にしたいですね。
Mercari Yuichi Uchidaさん
「負けない」
Yuichiさん:メルカリって会社自体もずっと勝ち続けてきた企業で、ほかのフリマアプリに負けないように頑張ってきたんですが、自分自身のキャリアにおいても何かしら一カ所絶対に負けない強みをもっておくことがいいと思っています。僕の場合だと、CtoCのファイナンス分野のスペシャリストっていうのは少ないから、そこは自分の強みになっていると思いますね。
SAP Kakeru Tsubotaさん
「やらない後悔よりやって後悔」
Kakeruさん:自分の経験から出来た軸なんですが、大学受験の時に、日本の大学もUCLAも合格してどちらに行くか悩んだ時に、ネガティブな理由でUCLAに行かなかった選択を、大人になっても後悔しているのがあって、自分の選択で何かをやらなかった後悔は、すごくあとにも引きずることを経験しました。そこからは、やりたいと思ったときにやった方がいいというのは強く思うようになりました。今は迷ったら全部やるようにしています。
Uber Go Okumuraさん
「Patience」
Goさん:自分にあった1番いいチャンスを焦らずに待つことが一番大切だと思っています。仕事をしているといろんなオファーをもらったり、色んな機会がある中で、それが本当に自分にプラスになるのかどうかを考えて、チャンスが来たときにしっかりとつかめるように日ごろから地道に努力を継続することを大切にしています。
Adobe Kayoko Kanazawaさん
「自分に正直でいること」
Kayokoさん:やっぱり自分にウソはつきたくありません。アメリカに来てからやっぱり感じますが、自分に正直に生きる方が楽ですね。周りの目も気にしなくなりました。人と自分を比べることがなくなったし、自分の言いたいことをしっかり言える環境です。逆にアメリカでは自由だからこそ、しっかりとした自分の軸を持っていないとだめですね。
Oracle Rui Konnoさん
「支えてくれる人をいつも思うことで迷うことなし!」
Ruiさん:家族や友人、周りの人達との関係を大事にしています。辛い時や大きな決断の時は、大切な人たちのことを思うことで、自分の中で自然に解は1つに決まっていきます。そうでないこともありはしますが、その時は周りの人達のサポートに救われていることが多いと感じます。結局は周りあっての自分ということかもしれないです。
楽天 Kohei Yamamotoさん
「常にワクワクしていたい」
Koheiさん:人生のモットーとしては、常にわくわくしていたいってのがありますね。
自分がどう過ごすか、人に良く見られるとかよりも自分がやりたいことをやるっていうのがモットーになってます。転職のときも怖かったけど、自分が直感的に楽しいかどうかで決めました。自分が楽しいと思えることで周りもハッピーになってもらえたら一番良いなって思っています。
リンクトイン(LinkedIn) Hiroaki Kannoさん「Curiocity(好奇心)が自分の根本にあって、そこから1から10を作るっていうことと、グローバルに生きる」
Hiroさん:幼い頃から好奇心をいつも持っていて、常に新しいことを見ていないといてもたってもいれなくなるタイプです(笑)なのでインターナショナルな環境で新しいこと文化を知ったり、新しい人と出会うのも好きですね。あとは自分だけが知るのではなく、世界を繋げるということですね。
1から10を作るっていうのは、心のどこかで、自分が良いなって思ってるもの、商品とかを見つけたらみんなに知らせたいって思いがあるので、それをどうみんなに広げるか考えるのも好きですね。
まとめ
12人の方の人生の軸について伺ってきましたがいかがだったでしょうか?「Patience」「やらない後悔よりやって後悔」が2人ずつと、チャンスが来るまでじっと努力してそのチャンスを逃さないようにすること、あとは後悔をしないように、悩んだら行動するという考えを学びました!
今回お話を伺った方々のインタビュー記事は、こちらのBigPicのWEBサイトから読むことが出来ます!↓↓
Note:「人生の目標」編
https://note.com/bigpic_1/n/n018991e2a941
Note:「働くとは」編
https://note.com/bigpic_1/n/nc3e1124c57ab
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