林業の存在意義を改めて考える
基本的に林業はポジティブな可能性に満ちた産業であると信じていますが、見方によっては先行きはかなりネガティブです。林業事業を細々と行っている事業者として、ネガティブな部分について書いてみたいと思います。
建前としての林業の役割まずは法律的な位置づけ
※森林については、その有する国土の保全、水源のかん養、自然環境の保全、公衆の保健、地球温暖化の防止、林産物の供給等の多面にわたる機能があり、その機能を森林の有する多面的機能の発揮という。
森林の持つ公益的機能を、木材生産と矛盾