【自己紹介】コーディネーター・佐久間圭子
わたしの好きな(だった)もの
■ 楽器
小学4年生から高校卒業するまで9年間吹奏楽部でした。
トランペット3年、ホルン3年、トランペット3年とマウスピースが小さい金管楽器ばかり吹いてました。
文化部のなかで唯一の体育会系でおなじみの吹奏楽部。中学時代は地元で特に“きつい部活”として有名だったのですが、厳しい中にも音を重ねて響かせるハーモニーが好きで、仲間と一緒に一つのことを目指す楽しさがあってずっと続けていました。サイトウキネンフェスティバル(現OMF)では故・小澤征爾氏の指揮のもと演奏したことがある!というのはちょっとした自慢です。
■ 映画と音楽
レンタルビデオ屋さんに足繁く通い、映画ばかり観て社会を学んでいた松本での10代。
大阪のアングラなライブハウスに出入りして、大人の世界を覗きながら新しい世界に触れてたくさん影響を受けた大学時代。
東京に出て映画館・ライブハウス・フェスに行きたい放題になった社会人。
周りにいる大切な人たちと、時には一人でたくさんの時間を映画や音楽に費やし、癒され、救われ、血湧き肉躍る体験をしてきました。
また、大学では映像学科で映画制作やシナリオ、映像表現などを学びながら音楽サークルではベースを弾いていました。映像や音楽を受け取る側/作る側のどちらも楽しみながら青春を過ごしていました。
■ デザイン
社会人になってから商業向けのグラフィックデザインやブランディングに関わるようになりました。人に伝えることって難しい。でも伝えたい!そんな想いを形にできるところに魅力を感じています。そして実はコンペで採用され、長野県民には馴染みのあるものを手がけていたりします。(某地方銀行のカードと通帳)ATMで見かける度に密かに気恥ずかしさと誇らしさを感じてます。
■ 奈良井宿
さまざまなご縁があって、2021年から奈良井宿を有する奈良井区のまちづくりプロジェクトに事務局として関わっています。約50年前に重要伝統的建造物群保存地区として選定されている美しい町並みは「映画のセット?」と勘違いしてしまうほどですが、400年前から今も人が暮らし、地域の文化とともに守り続けているからこそ1kmにわたり現存しています。そんな奈良井宿にも空き家が増え、これから先も暮らしや文化、町並みや誇りを残していくため、奈良井区だけでなく塩尻市や東京大学も協働してこのプロジェクトが動いています。
地域の方々のまちを大切にする想いのかっこよさと、血縁のある地域で暮らすことへの羨ましさ、外部の人間だからこそ必要とされる役割として奈良井の未来にバトンをつなぐお手伝いができるといいなと思いながら関わらせてもらってます!今年は奈良井ビジョンを作る!
旅行
英語はぜんぜん喋れないのに海外に行くのがなぜか好きです。
とにかく『自分の目で見たい』という欲求があることと、言葉の通じない環境で困った状況をどうやって乗り越えるか、みたいな試練を与えるために行っているかもしれません。google翻訳を駆使すればまったく問題なく過ごせるのはとてもいい時代ですね。
バードウォッチング
最近、休みの日は野鳥観察をしてます。野鳥に興味がないときはハトとスズメしかみたことない気がしていましたが、本当に多種多様な鳥がそれぞれの暮らしに合わせた場所で一生懸命生きていて、あんなに小さいのに海を超えて渡る種類もいたり、渡り鳥なのにいついてしまったり、、、あぁ、本当にかわいい。。。現在は鳴き声で聞き分けられるように訓練中です。
信州アーツカウンシルコーディネーターになって
信州アーツカウンシルで関わる方からいただく言葉やそれぞれの活動に向き合う姿勢と接するたびに、私にとって調律しているみたいだなぁって日頃思っていて、これまでの仕事で身につけてきた「当たり前」を常に自問自答しています。
万人受けすることがすべてじゃない。
利益が上がればそれでOKじゃない。
人数や数字がすべてじゃない。
知らないうちに(望んでいたわけじゃないのに)生き抜くために武装していた偏った考え方を解きほぐしながら、柔らかくなった頭でこれから先の長野県の文化や芸術を考えサポートしていきたいと思います!どうぞよろしくお願いいたします。
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