hatsu

心書、日々の心の記録。

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最近の記事

心書 Vol. 675「後処理」

昨今流行りの生産者から購入できるサイトで、注文を忘れられた。注文日から五日後の到着指定だったのに、発送準備中のまま到着日を過ぎ問い合わせたところ、忘れていたようでこちらが聞くまで発覚しなかった。 お呼ばれした友人宅への手土産で少し早めに到着するよう日付指定していたので、こちらに大きな痛手はないため、その日に発送してもらった。 到着してみると、丁寧な一筆と注文していない詫びの品が同梱されていた。 起こってしまったミスは仕方がないが、それを必要以上に論ったり責めたりせず、そのミ

    • 心書 Vol. 674「リズム」

      今日は、準備したお弁当を忘れ、汗拭きタオルを忘れた。 すると、一日のリズムが狂ったようで、つまらないミスとは言えないような間違いが頻発した。 リズムは大切だ。

      • 心書 Vol. 673「出口」

        この夏は本当に暑い。 お彼岸直前まで35℃近い気温で、もう2か月以上この状態だ。食欲が落ちないのがせめてもの救いだけど、やはり疲れは蓄積されているようで、昨日は眠ってもいないのに電車を乗り過ごすところだった。 それでも来週からは少しひと段落するようなので、あと数日出口目指して過ごそう。

        • 心書 Vol. 672「中秋の名月」

          昨夜は中秋の名月、今夜が満月で見事な月夜だった。 香港返還後に数度、中秋節の香港に何度か旅をした。日本とは異なり、煌びやかなランタンが街に溢れていた。 もう何年も中秋節の香港には足を踏み入れていないけど、あの時期に旅した思い出は色褪せない。

        心書 Vol. 675「後処理」

          心書 Vol. 671「引け目」

          友人の何人かとジビエ料理店に出かけた。 一人の友人の行きつけのお店で、今回はアライグマを食べた。思ったよりも臭みはなく、頬肉が美味しかった。 このお店は昆虫食も出していて、蝉や食用のゴキブリもあり、皆で分けていた。が、私はまだこの壁を乗り越えられない。 ところでこのお店は好事家の常連さんばかりのようで、とってもマニアックな食材についての議論が飛び交っている。そこには引け目などは微塵もなく、ただただ好物を語る人々がいるだけだ。世の中の流行りや星幾つと言った基準から外れていても

          心書 Vol. 671「引け目」

          心書 Vol. 670「順番」

          アウトレットにお気に入りの靴屋があり、何か掘り出し物がないかと出向くこと3回、見事に外れている。 ただ、本当に必要かと考えるとそうでもなくて、安売りだったら買おうかな?程度である。 しかし3回も失敗したら、もしかしてコレは順番を間違えているのかもしれないと感じ始めた。 過去を振り返ると買うと決めずに出向くのではなく、安売りにこだわらず買うことを決めてから買い物に行く方が気にいるものに出逢えて来たことが多い。順番を間違えているようだ。

          心書 Vol. 670「順番」

          心書 Vol. 669「秋祭り」

          この週末は、絶賛だんじり祭り開催中である。 近いのに人混みが嫌で、観に行かないし極力避けるようにしてきた。 しかし、SNSで流れてくる沢山の動画を見ていると、あの熱量は単純に圧倒される。 これだけデジタルが進んで生身の人間関係が希薄な世の中なのに、各町のだんじりを引っ張って走らせるためにまさに老若男女集まるのは見上げたものだ。実際だんじりに参加している人も知っているが、当日までにも何だかんだと寄り合いがあり、靴を脱いだら揃えることや良いことも悪いことも若い子に伝えて行くそう

          心書 Vol. 669「秋祭り」

          心書 Vol. 668「贅沢」

          何万円もするレストランの料理も魅力的だけど、最近は地産地消の旬の野菜や果物が贅沢だと感じる。 お金を出しても旬でなければ手に入らない、そしそれを味わいながら食すことが幸せである。

          心書 Vol. 668「贅沢」

          心書 Vol. 667「情緒」

          10年くらい前、海外の友人から従兄弟とその友人が日本に短期留学するから、面倒見てやって欲しいと依頼された。とはいえ私にできることなんて人を紹介してあげるくらいだ。 二人は同じスタートだったはずが、従兄弟の子よりももう一人の方が習得が早く、言葉の使い方に勘の良さが見受けられた。 そこで、度々「ヤバい」という単語を使っているのに気づき、その単語は何にでも使えるけど、反面語彙力をつける妨げになるよと伝えた。 一つの単語で済ませてしまうと、感情を表現する言葉を考えるチャンス無くなっ

          心書 Vol. 667「情緒」

          心書 Vol. 666「押売り」

          ここ半年ほど中国からセールスの電話が頻繁にかかってくる。英語なので私が対応するが、大抵はデータ・情報の売り込みだ。 国内外を問わず、会社の方針として金融・人材・通信・情報などの売り込みは断るよう言われている。 しかし、中国からのセールスはなかなかしぶとい。うちのデータは特別だとか言いながら、なかなか電話を切らない。まるで押売りである。 ここでの気づきは、あまりにしつこいと嫌気を持たれたしまい、どんなに魅力的なものを売っていても取引に繋がらないことになりかねない。押し寄せる

          心書 Vol. 666「押売り」

          心書 Vol. 665「平等の弊害」

          牛角の女性半額キャンペーンが、男性差別だと一部物議を醸しているようだ。 言いたいことは分かる。ただ、消費量は女性の方が少ないことが多いから、お店としてはそれを試験する目的もあるのだろう。 出羽守のつもりはないが、ここに日本の「平等」の弊害がよく見える。自分が損をしなくても人が得するのが許せないという思考だろう。 昔、我が社のお局によく言われたのは、外出直帰の時に「遊んでるんちゃうん?」とか「女子社員で直帰なんかする人おらんかったで。」と、都度都度嫌味である。あまりにしつこく

          心書 Vol. 665「平等の弊害」

          心書 Vol. 664「引き継ぎ」

          海外の合弁会社副社長が入れ替わりで、引き続き中である。前任者がまだいるけど、大きく変わりそうだ。どうやらあまりやり方まで懇切丁寧には教えず、任せているらしく、今まで曖昧だった事柄を改めて決め直すチャンスだ。

          心書 Vol. 664「引き継ぎ」

          心書 Vol. 663「愛用品終了」

          30年近く愛用していたリップバームが、大幅リニューアルで全くの別物になっていた。 塗っても1時間くらいで乾いてしまう。 これでは全く役に立たない。 最初は大いに失望し、何とも裏切られたような気分になった。 しかし、ここ数回店舗に出向くのが億劫だと思っていたし、値段も倍くらいに上がっているのでもう潮時だと思うことにした。 そうなると次の手は、別の好みのものを探す必要がある。そういうタイミングだったのだろう。

          心書 Vol. 663「愛用品終了」

          心書 Vol. 662「先人を知る」

          和歌山市立博物館で開催されていた「陸奥宗光と和歌山」という企画展に行ってきた。 幕末に脱藩し、岩倉使節団として欧州で学び、坂本龍馬と共に亀山社中・海援隊を経て、明治政府で活躍。 しかし、あの激動の幕末から明治にこれだけのことを成し遂げたのは、想像を絶する苦労だったことだろう。脱藩は大罪であったはずだけど、他方脱藩したからその後の経歴に繋がっている。 そして、この時代の人々がいたからこそ、日本という国は自国の言語で様々な学問ができると思うとありがたい。

          心書 Vol. 662「先人を知る」

          心書 Vol. 661「マイルその後2」

          相変わらずANA Pocketは続けている。 https://anapocket.page.link/P8QAcLAZMHDjx9L39 昨年12月から始めて8月末までの9ヶ月で、約12000マイル貯めることができた。 ひたすらポイント稼ぎに集中していたけど、ポイント上限があるのでポイントは必ずしも全ては貰えないものの、足りないことはない。 有料会員でしかも広告動画再生が必要だけど、この調子なら継続して行くつもりだ。

          心書 Vol. 661「マイルその後2」

          心書 Vol. 660「交渉事」

          今週は、国内外ともに交渉事が何度かあった。 一つはヨーロッパから仕入れる値段交渉、もう一つは船社へのクレームとトラブル解消交渉。 どちらも予想を超えて上手くいった。 なぜそんなに上手くいったのかを考えてみた。 まず、一番の理由は恐らくこの心書だ。文章を組み立てる訓練ができていたようで、伝えたいことの強弱が見えてきた。それでタイミングが測れ一気呵成にツボが狙えるような感覚がある。 加えて、着地点までの脇道にあまり振り回されなくなった。 次の機会には、もう一段上に辿り着けるよ

          心書 Vol. 660「交渉事」