中学英語の学習法(ペーパーテストのみ)
中学英語の愚直な学習法を紹介。これを3年分やり切れば、(リスニング除けば)80~90点はとれるようになる。準備するのは、教科書と、教科書ガイド。教科書がNewHorizonならその教科書ガイド、NewCrownならその教科書ガイドをまず入手する。
1年生のレッスン1のパート1から始める。まず、教科書ガイドにある日本語訳と英文を交互に5回読む。そしたら英文の方は閉じて、日本語訳だけを見ながら、英文を暗唱する。もし途中でつまづいたら、日本語と英文をもう1回読み直す。そしてまた英文を閉じ、最初から暗唱を試みる。
最初から最後まで暗唱できたら、今度は書き取りに挑戦。英文の方は閉じて見えないようにし、日本語訳を見ながら英文を書いてみる。途中、綴りが分からなくなったら、日本語訳と英文を1回ずつ読む。そしたらまた英文を見ないようにして、日本語訳を見ながら、最初から英文を書いてみる。
もし綴りを間違えていたり、ピリオド打ち忘れていたりしたら、最初から英文書き直し。こうして、日本語訳見ながら英文を最初から最後まで間違えずに書けたら、次のパートの暗唱と書き取りに挑戦。
やること、基本これだけ。合間合間に教科書やガイドに書いてある説明を読んだら、はい、次のパート。これを教科書3年分、やり通す。これをやり通したら、ペーパーテストで80点は採れるようになる。3年分の暗唱と書き取りを繰り返したら、さらに高得点が取れるようになる。
この、教科書の暗唱と書き取りができてはじめて、模試とか高校受験の過去問に手を出せばよい。中学英語で学習するのはこれだけで十分。
暗唱し、書き取りもできるようになったら、「英文のデータベース」が頭に入るようになる。あとは主語を入れ替えたり、動詞を入れ替えたり、目的語を入れ替えたりするだけで英文を作れるようになるから、応用力がつく。まずは、暗唱と書き取りで教科書の英文を頭に叩き込む。
中学校の英語をどう学習すればよいか分からない場合は、この愚直な方法を試してみてほしい。ペーパーテストはこれで着実に力がつく。定期テストなどで80点に届かない子は、試してみたらよい。下手に参考書や問題集に手を出すより、はるかに力がつく。
なお、リスニングは私の時代にはなく、私自身、リスニングは壊滅的でどうしたらよいのか分からないので、他の誰かに聞いてください。私が少しものが言えるのは、あくまでペーパーテストの学習法のみ。
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