コントロールタイプへの対処法

コントロールタイプの人にどう対応したら?と相談受けた。どんな人か想像するしかないので見当違いかもしれないけど、「調子を狂わす」のがよいかも。こちらをコントロールしようとする人は、だいたいこちらを与しやすいとなめている。こちらの行動パターンはすべてお見通しと思ってる。そこを崩す。

相手のムチャな要求にも笑顔で応対していたから、失礼なことをこちらからしてはいけないと自制心が強いから、そこにつけ込まれてる。この人は押せば押し切れると思ってる。
「調子を狂わす」にはいくつか方法がある。一つは「間を外す」。普段は相手の無茶な要望にもすぐ反応してたろうが、そこを。

ニコニコ笑いながら、ニコニコ笑いながら、ニコニコ笑いながら・・・普段なら答えたり反応したりするはずの「間」を外す。コントロールタイプの人に接する時は、この「間」の長さを様々に変更してみる。一拍おいたり、五拍おいたり。すると不気味に感じて、コントロールタイプは戸惑う。

「視線をいつもと違う方に向ける」のも一つ。飲むに飲めない要求をされたとき、「そうですねえ・・・」と困ってうつむいたり頭をかいたりすることが多いかもしれない。あえて大きく方向を変え、相手に後ろ頭見せて窓の外でも眺めながら「そうですねえ・・・」とでも言うと、調子が狂う。

急に笑い出すのも一つ。相手が要求を述べている終わりかけのタイミングでクスッと笑い、「あ、すみません、全然違うこと思い出してて。もう一度初めからお願いできますか?」と、ニコニコ嬉しそうに尋ねる。こんなことが二、三度続くと、この人はやりにくい、と、手を出さなくなってくる。

こうした方法は、なんだか不誠実で失礼な態度のようで、ためらう方が多いかもしれない。そうした誠実で気の弱い方を、コントロールタイプは狙い撃ちするように思う。そうした人間は残念ながらこの世に必ずいて、あしらい方を覚えておく必要がある。気が弱くても、返事を一拍二拍ずらすのはやりやすいかも。

「調子を狂わす」は、こちらの誠実な姿勢を大きく崩さずに、けれどコントロールタイプがやりにくくなる撃退法。
変な要求さえしなければ、まともに相手にしてあげて、おかしなことを言い出せば調子を狂わす。これを繰り返したら、変な要求が減ってくるかもしれない。
参考になれば幸い。

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