やらされ感(受動感)とやったった感(能動感)

肩車から降りない娘(年長)。
「このまま朝ご飯も食べずに一生肩車でいような」と言ったとたん、あっという間にスルリと降り、朝ご飯を食べ始めた。

子どもはほんにアマノジャク。

子どもは「○○しなさいよ!」と命令形だとやらない。アマノジャクだから。「ずっとこうしてようね。ちょっとまて!こら!やらなくていいって言ってるでしょ!」と止めに入ると宿題もやる。アマノジャクだから。
どうやら「受動感」「能動感」が理由らしい。

命令されてやるとやらされ感(受動感)が強く、能動感を感じられない。やるな、やらなくてよい、むしろ邪魔されると、困難を克服してやったった感(能動感)が得られる。能動感を感じる方向に子どもは動く。そっちの方が楽しく、してやったり感があるから。

子どもがなるべく能動感を感じられるようにすると、楽しく取り組めるようになる。親はいわば、テレビゲームの中の敵のように、軽く邪魔する形にすると、楽しいゲームに変わる。日常をもっとゲームにしてしまえばよいのかな、と思う。

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