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日頃から意識したいインタビュー術 京都ライター塾第8期4回目

京都にお住まいでライターやエッセイストとして活躍される江角悠子さん主宰「京都ライター塾」を受講しているshinshinです。
1月下旬から始まった講座も3分の2が終わりました。本当に月日が経つのはあっという間ですね。
今回は記事を書くために、企画書を作り、インタビューを実施するフェーズを実践しながら学んでいます。
このレポートで皆さんに内容を共有しながら、復習をしたいと思います!

記事(企画)のゴールは何だったの?

前回の講義「企画を立てる」を受けて、宿題として企画書作成を行いました。
企画書の前提は下記2点。
・講師である江角さんにインタビューをする
・テーマや媒体などの設定は自由

私の企画の詳細は、別の機会にしますが、企画書をチェックした江角さんからのフィードバックでドキッとしました。

記事を書くことで、読者にどんなメリットが生まれる?(読者にメリットがあれば、媒体にもメリットがある)

出典:京都ライター塾講座資料

企画書を作っていると、つい自分が聞きたいことに内容が寄っていきます。もちろん関心のあることから組み立てるのは良いのですが、最終的には「読者のためになるか」です。読者メリットですね!読み終わった読者にこんな感想を言ってほしいな、と考えてみるかもいいかもしれません。

改めてインタビュー・取材とは?

”人に話を聞いて「素材集め」をする作業”です。
この素材が原稿を書く時に重要な要素となるので、しっかりと準備が必要です。

日々のコミニケーションにも通づる「話を引き出すコツ」

相手に話してもらうことで、原稿の素材が揃います。したがって、相手から話を引き出せるように、インタビュアーは意識しないといけません。

話の引き出し方 10のコツ
1 笑顔でいること
2 相手を名前で呼ぶ
3 相手の答えをさえぎらない
4 相手が聞き取れるスピードでゆっくり話す
5 オーバーなくらいに相づちを打つ
6 質問を細かく分ける
7 聞いた話の中から、次の質問を考える
8 分からなかったことは、その場で聞き直す
9 いいと思ったことは伝える、自分の感想を伝える
10 相手のファンになること

出典:京都ライター塾講義資料

これは、日々のコミュニケーションでも活かせる、と江角さん。インタビューの時だけ意識しても、すぐに出来るようになるわけではないので、日頃から意識したいですね。

こんな時はどうする?

いくら準備しても、やはりインタビューはなまものなので、いろんなことが起きます。講義では、困った状況への対応を江角さんから学びました。その中で、こちらも、あらゆるコミュニケーションの場で使えそうな対処法です。

相手の機嫌が悪い時

相手の顔色が気になる私にとっては、なるほど!と思いました。
答えは、「気づかないフリをする」です。
相手は機嫌が悪いのを、表に出して、相手をコントロールしようとしているだけです。こちらが何か失礼な事をしていないのであれば、機嫌が悪いのは、こちらのせいではありません。
何事もないかのように、通常運転で接していれば、相手もだんだん子供じみた態度が恥ずかしくなってくる、とのこと。

想定していた質問から逸れていった時

準備をしっかりとしていても、インタビューで話が逸れていく事はあります。では、どうやって軌道修正するのか?
答えは、「軌道修正する必要はない」です。
事前に準備した質問リストは、答えをある程度想定できているものになっていることが多いのです。それって面白くないと思いませんか?
想定外の答えが聞き出せた時こそ、読者にとっても発見のある内容を伝えることができるのです。
これは、本当に目から鱗!でした。もちろん企画趣旨に沿っている必要はありますが、想定していた通りの内容では読者にとっても面白くないのです。

今回はインタビュー時のポイントを学びました。相手とより良いコミュニケーションを取るために、普段から意識してみてはいかがでしょうか。
私は今日まで学んだ4回分の復習をしっかりとして、江角さんへのインタビューに臨みたいと思います!!

実践ワンポイント

「インタビューを"する"練習だけでなく、"される"を体験してみる」

ライターとしてインタビューするのは緊張しますよね。
しかし!!インタビューをされる側も緊張しています!!
質問の意図を汲んで答えられるかな。心の内がバレるようで恥ずかしい。ドキドキです。
是非、その気持ちを体験してみてください。そうすると、多くのことに気づけます。
例えば、
・相手のリアクション(相槌や表情)がいつも以上に気になる
・企画趣旨や当日の段取りについて、冒頭で話してくれると安心できる
・話すスピードが早いと、焦って、話したいことを話せなくなる

体験すれば、自分がインタビューする時に気をつけたいことに気づけます。また、緊張しているのは自分だけではない、と知っていれば少し安心できますよね。是非、周りの人に頼んで体験してみてください。

今週の自分への叱咤激励

最初から100点を目指さなくていい!
できなかった部分をちゃんと心に留めて次に活かすんだ!

(memo;内容検討30分→執筆2,340字2時間→寝かせる→構成を見直しし、加筆修正2時間で完成)


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