自ら企画を売り込み、出番を掴む 京都ライター塾第8期3回目
今は、「書ける」というゴールに向かって、助走するための準備期間だと言い聞かせているshinshinです。
イメージとしては、走り幅跳びの選手が走り出す時、勢いをつけるために、一瞬後ろの足に体重をかけますよね。その時の感じです。
ちょっと体重かける時間が長いけど…それなはず!!!
本日は、京都にお住まいでライターやエッセイストとして活躍される江角悠子さん主宰「京都ライター塾」、
2回目の宿題&フィードバックと3回目「企画の立て方」
についてレポートしていきます。
2回目の宿題とフィードバック
前回の講義テーマ「インタビュー原稿を書く」は、書きたい記事を分解して、その記事の型を参考にして原稿を書く、という内容でした。講義内容を受けて、「私が今はまっているモノ」を題材に1,000~1,200字で原稿を書く宿題に取り組みました。
商品をオススメする原稿を書くわけですが、第三者的に書くことと主観的に書くことのバランスの難しさに迷走しました。第三者的に書くと、味気ない印象に。一方で、主観的に書くとエッセイのよう。
正解があるわけではないけれど、紙媒体の商品紹介の場合、第三者的な書き方を求められることが多いようです。ブログに書くなら、主観的に表現した方が伝わります。つまり、「どのような媒体で書くのか」を意識して書けていたか、ということを再度、江角さんに問われました。
さらに、もう一点印象に残ったこと。
「耳障りの良い言葉を使っていないか」と江角さん。例えば、「ハイレベルなデザイン」、「こだわりの細部」。それが、どんなデザインか、どんなこだわりか、を記さなければ伝わらないと言われ、ハッとさせられました。
「幸せになる技術」(上阪徹著/きずな出版)は、ライターのHOW TOを書いた書籍ではありません。幸せになるために、メディアに書かれる文章を自分なりに咀嚼する必要があること。また、ポジティブな形容詞は自分にとって、どう良いのか考え直す必要があること、を本の一項で説いています。
形容詞も居心地の良さも覚えやすいし、使いやすい言葉なので、注意したいです。
下記に、課題で書いた2記事をリンクしています。よろしければ、クリックして読んでみてください。(江角さんに朱入れを頂いて、手直しした原稿です。)
・生活に取り入れたい、使い勝手抜群の小さいパートナー こちら
・使う一瞬にやさしさを感じるティシュー こちら
3回目「企画の立て方」
企画を売り込む時の準備
仕事を得る際、これまでの実績を纏めたファイルなどを媒体の編集者に持ち込むこともあるようですが、売れっ子ライターは、自ら企画を立てて売り込むのだそうです。
その際に準備するのは、A4サイズの企画書1枚とサンプル原稿です。編集者の皆さんはとにかく忙しいので、簡潔に纏めた資料でないと目を通してもらえません。
企画書に記載する内容は
せっかく売り込むだから、自分が書きたいことが良いです。おそらく企画を立てやすいし、得意分野の方がより良い原稿が書けます。ただし、自分が書きたいだけではもちろん企画にはなりませんから、注意が必要です。下記の考え方を教わりました。
企画検討時のポイント
ライターを目指す人や何を書いて良いか迷っている人は、ポイントを踏まえながら考えてみてはどうでしょうか。机の上に向かっている時より、どこかに出かけた時や、誰かと話している時の方が思いつきやすいかもしれません。些細なこともメモをとる習慣をつけたいです。
実践ワンポイント
「書きたい媒体を調べて、目標を設定し、企画を練る。」
書きたい媒体は何ですか?と江角さんから問われました。しかし、答えられない自分がいました。「企画を持って売り込む」には書きたい媒体をピックアップしなければいけません。
自分の興味・関心が合う媒体や書きたいテーマを扱っている媒体を探して、リストアップしてみましょう。
私はテーマを5つほど挙げて、そのテーマに沿った媒体を調べて、リスト化することにします。目標は合計15媒体!!多めの目標ですが、いろんな媒体を知るきっかけにしたいです。
今週の自分への叱咤激励
考えるだけでは、いつまで経っても始まらないぞ!
今週はSNSの運用を見直して、実行するんだ!
実行しながら修正すればいいんだよ!
初めから100点の人はいない!
(memo;内容検討1時間→執筆1,888字2時間→寝かせる→大幅に書き換え2,030字1時間半で完成)