夕方、遠くの景色を見てしみじみ思う
夕方、遠くの景色を見て立ち止まる。
ドラマ等でよく見るこのシーンの出演者に自分もなるようになったようだ。遠くの景色は遠くにあって動かない。信じた道を一歩、一歩、歩んでいったその先にある光景が「そこ」なのではないだろうか。自分は今、その道を歩いている。いつ辿り着けるかわからない。だけどその道の先には、今見ている「遠くの景色」が待っている。
朝に遠くの景色を見てもそのような気持ちにはならない。朝は目の前に並んでいるやるべき事に目を奪われてしまうから。今日一日するべき事を終えて、帰路についているその時こそ、自分は何かの道を歩いている途中なのだと思い出す。少しだけ昨日よりも進んだ事を誇らしげに思いながら
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