大企業のメソッド 《客観性と数字》 で中小企業を持続的に発展させる④ ~従業員の忙しさを数値で見える化する~
従業員ひとりひとりの忙しさを数値で見える化できたらどんなに心強いだろう…。作業の時間が決まっており高度にマニュアル化された作業なら、経営者は生産計画や従業員の仕事の計画を立てやすい。しかし、中小企業の仕事というのは多品種少量生産、もしくは新たな作業の連続である。そして一人の従業員がいくつもの仕事を抱えている。そのため、誰にどれだけの仕事を任せるかといった判断や、その月の仕事量はこなせるのかこなせないのかという見通しは、なんとなく経営者の感覚で決めざるを得なく、とても論理的に計