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「仁、我が心は我が息子」100日間チャレンジ9日目

今日の言葉:

「子供たちは、大人の話ではなく、大人のあり方によって教えられる。」ユング

年の瀬も近づき、人通りも少なくなってきた。私の仕事納めは明日になってしまった。今日は久しぶりの休みなので図書館に借りていた本を返しに行った。しかし返却ポストまでも正月休みになるとは思いもよらなかった。

私は昨日ハリマさんに教えてもらった上機嫌を実践していた。上機嫌でいることを優先順位を高くする意識を持つだけで良いようだ。まるで自分の心を我が子のように慈しむように。

自分の子供にはこんなものを見せない、こんな考え方をさせたくないという仁のイメージだ。

コンビニまで買い物へ来た。例えばレジで待っている時に、横入りされた。これは、私の上機嫌と深く関わる出来事である。もし、「人がちゃんと列に並んで待っているのに」と考え始めれば、往々にして不機嫌になるだろう。しかしイライラしない事なんてそんな簡単に出来ることじゃない。

ハリマさんのある言葉を思い出した。「別に不機嫌になってもいいのよ、ただ上機嫌の優先度を意識するだけでいいの。」

確かにその思考は上機嫌を害する可能性のあるものだ。ひとたび考え始めれば、ドミノ倒し的に上機嫌が倒れてい事も目に見えている。私はイライラを感じつつも、なにか別のことを考えようとした。目に飛び込む正月のセールの広告。前に並ぶ人の服装。とにかく横入りされた人の事を考えないようにした。上級者になれば考えても影響されないようだが、富士山を登るのに山道を通らなければならないように、何事にも過程がある。

まずはどんな方法でも良いので上機嫌でいられる時間を長くすることだ。そうして習慣化されていけば見えてくる景色も違ったものになるだろう。


100日間チャレンジの始まり: