「趣味、オフ会」オンライン・オフラインを行き来するクライアントの伴走者
SHINSEKAI Technologies(以下、シンセカイテクノロジーズ)では、シンセカイメンバーの経歴や、コミュニティ運営への想いを連載中です。
▼前回は、MURAパートナーズ事業本部 コミュニティサービス局、リクルーティング事業本部 nestJapan局局長・鈴木に話を聞きました。
今回は、2つの事業部でコミュニティコンサルタントを兼任する伊賀にインタビュー。
作業療法士として患者さんのリハビリテーションに寄り添う傍ら、病院のSNS運用を担当し、そこからWebの世界へ。そこからWeb3・NFTコミュニティなどに参加するうちに、企業案件でスーパーバイザーを担当。コミュニティの持つ力に惹かれて、2024年3月よりシンセカイテクノロジーズにジョイン。
入社後も「コミュニティコンサルタント」という新しい職種に挑戦する伊賀に話を聞きました。
医療の現場からコミュニティ運営へ飛び込んだきっかけ
──はじめに、簡単に自己紹介をお願いします。
大学で保険医学・リハビリテーションを学び、作業療法士として病院に就職しました。
その後、デザイン会社でWebディレクターを務めていたのですが、Web3やNFTコミュニティへの参加といった趣味が高じて、業務委託でシンセカイテクノロジーズと関わり始め、2023年3月に正社員として入社しました。
──作業療法士を目指したのはどうしてですか?
祖母が脳梗塞になって入院後、作業療法士さんとリハビリをしている様子を見て、とても素敵な職業だなと思いました。それで作業療法士の資格を取るために大学に進学しました。
──具体的にどのようなことをしていましたか?
服を着替えたり、ご飯を食べたり、普通の生活が行えるようにするためのお手伝いをしていました。また、脳梗塞になってしまった人が自動車の運転が出来るようになるための新しい事業部の立ち上げにも携わっていました。
自動車の運転となると事故を起こした時の責任問題があるため、警察の方や、適切な評価方法のためにドクターと話し合ったりして事業のかたちを作りました。
それをメンバーに教えるというのは大変でしたが、とても勉強になりましたね。
──コミュニティに興味を持ったきっかけを教えてください
作業療法士をしていた時に、病院のSNS運用やWebサイトの改修に携わったのと、ちょうど副業ブームが訪れたこともありWeb制作に興味を持ちました。
フリーランスという道も目指して独学し、Webディレクターに転職したのですが、副業ブームの火付け役となったインフルエンサーの影響でNFTやWeb3にも興味を持ち、それらのオンラインコミュニティに参加しました。
業務委託から正社員へ、コミュニティコンサルタントという新たな職種にチャレンジ
──本業としてコミュニティ運営に携わり、シンセカイテクノロジーズにジョインしようと思ったきっかけはなんですか?
コミュニティで楽しく活動している中で、海外ではコミュニティマネージャーやモデレーターといった役割が職業になっていることを知り、楽しみながら副業として活動出来たらいいなと思いました。
当時はコミュニティ運営の経験もなく、何者でもない自分は、実績を作るために、運営募集アナウンスがあれば手を挙げていました。
シンセカイテクノロジーズには、業務委託として企業案件にアサインしたことがきっかけで関わり始めました。副業として続けていく中で、本業にすることも考え始めたタイミングで、シンセカイテクノロジーズの社員との交流会に参加する機会があり、先輩社員の熱量や雰囲気の良さを肌で感じました。「この人たちと一緒に新しい産業を創っていきたい」という思いが強くなり、すぐに入社を決めました。
──シンセカイテクノロジーズではどのようなことをしていますか?
今はコミュニティコンサルタントの業務をしています。
営業が受注した案件を引き継いで、クライアントとコミュニケーションを重ねながらコミュニティの方向性を定め、運営が始まってからも、コミュニティの状態を見て、途中で軌道修正や必要な施策があれば新たな提案をする仕事です。
コミュニティに注目したマーケティングというのはまだ新しい領域なので、そこをクライアントと伴走できるのが楽しいですね。
昔から興味のあった地方創生案件への取り組み
──自身のコミュニティコンサルタントとしてのお仕事の内容をもう少しお聞きしてもいいですか?
最近では、東京都神津島村の星空ツナガルコミュニティを担当しました。
コミュニティの設計から運営まで弊社がサポートしています。
クライアントからミッションを聞いて、噛み砕いて、コミュニティに落とし込んでいく作業は、どんな結果になるのかプレッシャーをバチバチに感じながらもワクワクしています。
また、先日発表した長崎県公式オンラインコミュニティ「長崎友輪家(ゆーりんちー)」でもコミュニティコンサルタントとして関わっています。
──今感じている課題はありますか?
今までずっと医療畑で仕事をしてたので、ビジネス用語やマーケティング用語に弱いところと、ビジネスの考え方やクライアントとのやりとりの経験が浅いので、クライアントとのミーティングで戸惑う時もまだあります。本を読んだり先輩社員に聞いて徐々に解決しているところです。
こういうサポートの機会として、上司と週1回の1on1ミーティングがあります。やるべきことの解像度が上がったり、わからないところを教えてもらったり、悩みを聞いてもらったりする欠かせない場所です。それ以外にもチャットでも「教えてください!」って送るとすぐに返事を返してくれるので、一人で悩むよりわからないことはどんどん聞いて解決しようと思えますね。
それと、まだ会社に対してあまりバリューが出せてないんじゃないかって思って焦ることが多いです。週1回の1on1ミーティングなどを自分のミッションに当てはめてしっかり分解し、細かくして、一つ一つ達成して行きながら大きなバリューを出していければと思っています。一緒に働く会社のメンバーに刺激を受けているので、与えられる側になりたいです。
──伊賀さんから見たシンセカイテクノロジーズの魅力はなんだと思いますか?
コミュニティの運営をサポートする会社は他にもあるけれど、秘伝のタレ的なCX施策も含め、ナレッジが溜まっていて、再現性が高くコミュニティ構築運用ができるのはシンセカイテクノロジーズだからこそだと思っています。
一緒に働くメンバーも一人ひとりが熱量がものすごく高く、限界突破で働くことを楽しんでいる印象がとても強いです。
そういう文化や雰囲気が合う人にはとても魅力的だと思いますね。
──どんな人がシンセカイテクノロジーズで活躍できると思いますか?
新しいことが好きで、0から1を作り出すことに魅力・生き甲斐を感じる人、挑戦意欲の高い人だと思いますね。「コミュニティコンサルタント」のような職業の名前もない中で、一生懸命形を作ろうとしているところを面白いって思えるかどうか。自分たちで作ったものを世に出すことに楽しみを感じられる人でしょうか。
──休日の過ごし方を教えてください
家でアニメを見たり、友達とお酒を飲んだりすることが好きですね。
あとはオンラインコミュニティで知り合った人たちとのオフラインイベントによく参加しています。
普段オンラインでテキストコミュニケーションをとっている人たちとリアルで会って、コミュニティの今後について話したりするのが楽しいです。
クライアント主催のオフラインイベントに参加してクライアントと実際に会うことで距離が近くなったと感じることも多く、自分にとってオフラインイベントは大切なものですね。
イベントではないですが、先日「星空ツナガルコミュニティ」の舞台となっている神津島に行ってきました。自分が携わっている地域に実際に足を運んで、地域の方々とお話したり肉眼で星空を見たり、素敵な体験が出来ました。
「星空ツナガルコミュニティ」には、現地に足を運ぶことが難しくオンラインのみで参加される星空好きの方も多くいらっしゃるので、現地に行けない方々にもこの感動を届けて、オンラインでも一緒に楽しめたらと思います!
今後も現地に足を運んでオンライン、オフラインともに盛り上がれるコミュニティを皆さんと一緒に作っていきたいと思います。
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