ほめ上手は無敵?
一般的に、日本人は
「ほめる」ことが下手だと言われます。
謙遜する文化があるからでしょうか。
人をほめることに恥ずかしさを感じる人も
少なくないようです。
しかし、人をほめることは
人間関係を構築していくうえで
とても重要なスキルといっても
過言ではないと思います。
ほめ上手は人間関係で困ることがない
これはもはや、永遠不変の真理
と言ってもいいのではないでしょうか。
誰だって、人からほめられたらうれしい。
ほめると、明るい温かい空気が生まれます。
そして、相手も自分も気持ちよくなります。
ほめられて、怒る人はいないですし、
ほめられると、頬が緩むのが人間です。
ほめられてうれしくない人なんていない。
そして、ほめてくれた人には好感を抱きます。
たとえば、
「今日の服、センスいいね」
なんて言われたら、言ってくれた人に
なんとなく好感を持つものです。
たとえば、髪を切った翌日に
「髪型すごく似合っててオシャレだね」
なんて言われたら、言ってくれた人を
好きになりそうです(笑)
そもそも、ほめるって
おだてたり評価を下したりすることではなくて
相手を認めることなんですよね。
人には承認欲求というものがあって
自分をより「強く」認められたい
と思っています。
だから、誰かに認められると
心地よさを感じるのだと思います。
ほめることを日課にする
ほめられた方はうれしい気持ちになるし、
ほめた方は、ほめられた人から好かれる。
ほめることって、いいことばかりです。
しつこいですが、人間は
他の人から喜ばせてもらうと
その人に好感をもちます。
だから、喜ばせ上手になれば
周囲は自分に好感をもった人でいっぱいになる。
この状態になったら、もう無敵です。
文字通り、敵が無い状態ですからね。
じゃあ、やることはカンタン、
ことあるごとに人をほめましょう。
目の前の人のいいところ
なんでもいいので、きちんと口にして
伝えてあげる。
毎日、何気なくほめる。
「その服かっこいいね」
「相変わらずイイ声だね」
「ネイルおしゃれだね」
「すごく姿勢がいいよね」
「さすが、よく気がつくね」
「仕事が丁寧で凄いよね」
心のなかで思っていても
言わなきゃ意味がないんです。
照れ臭くなって
結局言わない人が多いんですよね。
なんでもいいから
自分より優れているなぁ
と思えるところがあったら
ほめまくる。
訓練と思って続けていくと
ほめるのが上手に
嫌味なくできるようになります。
観察力を磨く
人をほめるときに欠かせないのは
相手のことをしっかり観察することです。
相手をよく観察している人は
ほめるポイントにも
敏感に気づくことができます。
言わずもがな、誰だって
自分に一番興味があるんです。
その証拠に、集合写真ができ上がってきたら
まず自分が写っている姿を探しますよね。
自分が思っているほど
他人は自分に興味を持っていないんです。
だからこそ、
髪型やファッション、体型など、
自分の「ちょっとした変化」に
気づいてくれる人は
自分にとって特別な存在に思えるんです。
普段から周囲の人を観察するようにしましょう。
そして、変化に気づいたら照れずに
惜しみなく口にしてみてください。
「最近、仕事がんばってるね」
「最近、イキイキしてるね」
「最近、集中しててすごいよね」
そして、できるだけ
相手の「いいところ探し」をします。
いいな〜、すごいな〜と思った心の声を
口に出してみるんです。
嘘をつく必要はありません。
ただのヨイショとも違います。
ほんとうに心で感じたことを言葉にする。
嫌いな人でも「いいところ」を探すうちに
好感をもてるようになるから不思議です。
この観察する力というのは
ビジネスでリーダーに必要とされるスキル
のひとつでもあります。
観察力を磨いて、ほめ上手になりましょう。
おわりに
ほめ上手になると
人間関係がスムーズになったり
コミュニケーションのハードルが下がったり
と、いいことづくめです。
あなたが人をほめるたびに
あなたは人からどんどん好かれていきます。
たとえ初対面の人でも瞬時にほめましょう。
わたしは営業先でも
まず、ほめどころを探します。
女の子と仲良くなろうと思ったときも
まず、ほめどころを探します。
まず、相手の良いところを探す。
そして、すかさずほめる。
これを意識してやっていたら
かなりナチュラルにほめることが
できるようになりました。
オススメですので、
ぜひ習慣にしてみてください。
さぁ、今日はだれを喜ばせようかな♪
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