【記事の感想】「日本のノーベル賞、研究力低下で激減必至」って、過去20年くらいほぼ同じ記事出している。
何もノーベル賞を取るだけが、各国の科学者の優秀性や国力のバロメーターではないが、国家に国民の豊かさを守り続ける義務があるとすれば、その政策の正しさを測る目安にはなるでしょう。
上記引用の部分に反応して、
という、今の政策に疑問・反対をしているコメントばかりつきました。
いやいや、「選択と集中」や「10兆円ファンド」は、それ以前の政策のありかたを反省しての政策変更だったのであり、それこそ「10兆円ファンド」なんて、まだ始まったばかりなので、結果が出てくるのはまだ先のことになると思います。
以前からずっと指摘されている問題点は、以下の通りなのでしょう。
もちろん、私が「選択と集中」や「10兆円ファンド」を全面的に賛成をしているわけではありません。文科系の大学院のあり方も含めて、研究者への待遇とその成果の公共・国家的利益についての関係を注視し、いまだに、うまく機能していない構造を改善するアイデアを考えていきたいです。
最後に、今後、アメリカのDARPA、中国の論文の数によって報奨金が出る仕組みについて調べたいと思います。それから、インドが躍進していることは、昨今のいろいろな経済ニュースから、当然、容易に想像できますが、記事のように、実際にデータを取って示されるとなかなかのインパクトがありました。インドがどういう仕組みで成果をあげているかも研究していきたいです。