#牧場をつくる 14 関心を持つことが価値づくりのスタート
もつころが5月の益子第二牧場の開拓作業が終わりました!
5月22,23日の二日間で作業を行い今回も楽しく作業できました。
今回、初日は人数が少なかったことと天気もあまり良くなかったこともあり午前中で牧場開拓の作業を切り上げました。
というのも、益子でお世話になっている方から
「母が怪我して、畑の収穫が間に合わない。手伝ってくれないかな」
というお話をいただいていたのでそちらに向かうことにしました。
収穫のお手伝いと言っても
素人が集まって何ができるのかと不安もありながらでしたが、、、
「採りきれないから好きなだけ持っていって」
「採らないと伸びきって大変だから、持って帰るのがお仕事」
ということ笑
野菜の収穫体験をがんばりました!
採った野菜はみんなの食卓と牧場メンバーの賄いで美味しくいただきました。
午前中は作業道の整理を
5月23日二日目の作業は気持ちのいいお天気!
はじめての方も毎回ご参加してくれる方もすぐに馴染んで子供も大人もわいわい作業をしました!
午前中の仕事は作業道の草木をきれいにする作業。
こうやって道に飛び出している木があると車も通れないし、
電柵を貼っても漏電してしまいます。
頼りになるKくん
初回の参加は少し不安そうな表情だったKくんだけど、すっかり慣れた手つきで飛び出した木を切っていきます。(とても頼もしい)
自然に向き合う仕事ってやったことが目に見えて変わっていくので達成感があります。
Kくんは虫が好きだったり、落ちている枝や葉っぱで遊ぶ感性も持っていて、こちらが作業を教えるのも楽しくなります。
「牧場づくり」
って、単に牛を飼育する場所を作るのではなくて
「牧場作り」という体験を通して人の感性やみんなを頼ったり、お互いに楽しむ関係性をつくりたいということでもあるんですよね。
1日かかると思っていた作業でしたが午前中ですっかりきれいになりました!
放置林の整備
放牧地の一角に多様な木が生えているエリアがあります。
蔦や下草がひどくて中に入るのは躊躇してしまうような場所ですが、綺麗になれば暑い日の日陰、雨や雪の日の雨宿りと牛の休憩所にもなるので、牛を入れる前には整備をしたいと思っていました。
午前中の作業が早く終わったことでみんなで取り掛かることに!
全体的にこんな感じのところ
こんなツタの絡まった木もあちこちにありました。
小一時間作業をしただけでこんなにスッキリとしました!
関心を持つことが価値づくりのスタート
藪の中はイノシシにとっていい住処。
作業中も獣の匂いがしたのですが、こうやって見渡せるようになるとイノシシも居なくなるでしょう。
イノシシにとってはいい迷惑、、、?気持ちのいいきれいな森って「人にとって」という枕詞付きです。
この作業が誰にとっても正義かと言われると難しいところですが放置されていた森林に関わりを持つこと、関心を持つことがこの場所の価値づくりのスタートになると思っています。
次回の牧場づくりワークショップ
次回のワークショップは6月19、20日の二日間です!
19日▼
https://shinrinno.peatix.com
20日▼
https://shinrinno0620.peatix.com/
●作業内容
主に草刈り作業
刈った草や枯れた草の運搬
●日時:6月19,20日(土・日)
9:00〜15:00(AMのみ、PMのみ参加可)※8:50集合
●場所:益子町大平地区
*看板等がなく入り口が分かりづらいため8:50に亀岡八幡宮下の駐車場に集合してください
(〒321-4101 栃木県芳賀郡益子町小宅1369−1)
* すでにご参加されたことがある方は直接牧場までお越しください
●定員20名
●持ち物
・作業着(軍手・作業着・帽子・長袖長ズボン・ ヤッケ等ツルツルした素材がお薦めです)
・お持ちの方は草刈り機(チップソー、燃料は支給いたします)
・虫除けスプレー
・その他こんなものあったら便利というものがあればご持参ください
飲み物、昼食はご用意します