プレートテクトニクス理論の理論的欠陥
プレート理論の理論的欠陥
そもそもプレート理論は,アフリカプレートから,南米プレートや南極プレートが離れていったというが,いつどのようにゴンドワナ大陸が分裂したのかが理論化されていない.
私は 実際にゴンドワナの分裂した現場を歩いたからこそ,それが莫大なエネルギーを要するイベントであることを理解した.
2007年にクラシーズ河口洞窟を訪問しインド洋と大西洋に面したアフリカ大陸の最南端の海岸線が厚さ9km,幅1000kmのテーブルマウンテン砂岩層でできていることを知った. 海岸にそそりたつ海抜60mほどの砂岩層の断崖の海抜20mのところに巨大海蝕洞窟が点在し,今から13万年前から狩猟採集民が居住した.
クラシーズ河口洞窟付近の海岸
洞窟のある南部海岸線は,今から1億4500万年前に大陸が分裂して生まれた. どうしたら厚さ9㎞もある堅い砂岩層が割れるのだろうか.調べてみたが,プレート理論はアフリカと南極と南米が分裂した原因を説明しない.おそらく海洋研究者達は分裂跡を歩いてないためそのような疑問に出会わず,プレートは最初から割れていたと考えたのだろう.大陸が分裂したメカニズムをそもそも考えていないのがプレート理論の理論的欠陥である.
ゴンドワナ大陸はどのようにして割れたのか。明日は私の仮説、カラハリ隕石衝突仮説を書こうと思う。