君は洞窟から鍾乳石をぶら下げる 僕の引力につられ つらつらと滴り 僕のあばら連なる胸を貫くつらら 溢れる血に君の面は映らない 僕は辛い面もできず うつらうつら… 君の鍾乳石に僕の血は伝うけど 一向に僕は堆積されず滴る 堆積したら赤い線が形成されるのに 陽性なら2本 陰性なら1本 100年経ったら結果が分かる エラーだからもう一回 #鍾乳洞
公園で掃除のおじいが 送風機で落ち葉を集めてる 僕はその送風機の排気ガスを 肺いっぱいに吸い込む 僕の肺は暗い空気でパンパンさ 逃げ場を失った暗い空気は 僕の薄桃色の肺 を薄灰色に染める 肺の冠位十二階 六段階も落ちちゃった 六段階も落ちたケド 中途半端な中位より下位が良いと 僕の肺はHighになる Highになった肺にはやがて ラベンダー畑が咲き誇り 位を十一段階も上げてやってくる夏 ラベンダー畑は 水はけの良い肺灰土を好むので 今のうちに排気ガスを 肺いっぱい
お前は死んだ魚の目 死んだ魚の濁った瞳に映るのは僕の目 僕の目は死んでもキラキラと輝き続けるシラスの目 シラスの目に映る死んだ魚の目は 濁りで輪郭も分からない 死んだ魚の目に映るシラスの目は 輝きで輪郭も分からない バッキバキキラキラ バッキバキキラキラ 僕の目の輝きでお前の目は散り目ん雑魚 僕は死んでもなお輝き続ける目を持つ稚魚 #シラス#詩
俺、涙袋大好き ぷにぷにしててかわいくて すべすべしててかわいくて 魚卵みたいで美味しそう 白飯に乗せて 食べちゃいたい 今度、白飯持って街に出て 食べさせてもらいましょ すみません? はい? あなたの涙袋食べさせていただけませんか? 私のでよければ喜んで ありがとうございますいただきます でろりんぱくり もぐもぐ ちゅにちゅに てりてり あら、意外と歯応えすごくて塩辛い 涙袋大好き
レモンミルクティー。 それは紅茶の中にレモンと牛乳を入れて混ぜたものを言う。 名前だけを聞くとなんだか美味しそう。実際にはどんな味がするのか。 『通学路の井戸』と言うネタでレモンミルクティーを飲むというくだりを作ったからには、その味を知っておく必要がある。 その味を知っているからこそ、演技のリアリティが増すと言うものだ。 僕は早速、家から一番近いスーパーで一番高い紅茶のティーバッグを購入し、レモンと牛乳を入れて混ぜてみた。 なんだこれは!? 混ぜた途端ヘドロのよう