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投球時 タメの作り方

右投げを想定して解説します。
投球時に右足にタメを作る重要性は誰もが知っています。しかしタメの作り方がわからない・指導できない方が多いです。今回はタメを作る為に必要な動作や練習を紹介します。

まず大前提として股関節の可動域が必要になります。下にある画像のように膝が身体(胸)に着くくらいまで股関節が屈曲できないといけません。股関節を絞る動作が必要になるために内旋・内転可動域も必要になるのですが、屈曲可動域の選手は内旋・内転可動域もないです。そのため股関節の可動域制限のある選手は下の画像の様な体勢をできるようにする必要があります。


1.股関節を引く

まず必要になるのが股関節を背側に引く・股関節を入れる動作です。
トレーニングのヒップヒンジの動きになります。言葉だけだと簡単に聞こえますがやってみるとなかなか難しいです。
股関節を引くのですが、多くの選手が腰やお尻を背側に引いてします。お尻を引いてしまうとお尻から腰が丸くなってしまいます。股関節を引くと腰が伸びます。


2.股関節を絞る

股関節を引くと次に股関節を絞る動作が必要になります。

動作の説明をすると右股関節と骨盤を絞ります。うまくこの動作ができると右の鼠径部と臀部に力が入るのがわかります。
練習でよくやられるのが右鼠径部に手を置いて右股関節と骨盤で手を挟み込むように股関節を絞ります。

右股関節にタメがうまくできていると体重移動をした際に右足で地面をしっかりと蹴る事ができます。
画像では投手のフォームで説明していますが野手でも一緒です。足を上げるか上げないのかの違いです。足を上げない方がやり方は簡単だと思います。
簡単な説明しかしていませんのでなかなか難しいと思いますが何度も練習をするとタメの作る感覚がわかってくると思います。参考にしてみてください

Instagramで練習・動きの動画をアップしているので参考にしてください


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