見出し画像

神風串呂入門-神皇正統家極秘伝(第2分冊) 発行 串呂哲学研究会

第1章 神風串呂概説(続き)

(3)皇祖神の悲願(串呂構築の意図)

歴史は、戦争の勝者や権力者によって隠蔽いんぺい破壊はかい偽造ぎぞう改竄かいざんされるといいます。

支配者の都合のよいように歴史が書き換えられる人間世界に於て、皇祖神が真の皇統史こうとうし明瞭めいりょうにしたい!

ご自身の嫡皇孫ちゃくこうそんが誰であるかを明確にしたい!と、お考えになったとしても何ら不思議はありません。

その思いは皇祖神・天照大御神の「天壌てんじょう無窮むきゅう神勅しんちょく」によってうかがい知ることができます。

天壌無窮の神勅
豊葦原とよあしはら千五百秋ちいほあき瑞穂みずほの国は、子孫うみのこきみたるべきくに也。よろしくいまし皇孫すめみまきてしらせ、行矣さきくませ宝祚あまつひつぎさかえまさむこと、まさ天壌あめつちともきわまり無かるべし。

大意・要旨
🟡日本国は、我が子孫が王となるべき国である。
🟡宝祚ほうそ天津日嗣あまつひつぎ・皇位)は、天地とともに永遠に栄えることでしょう。

串呂の主宰神はまぎれもなく皇祖神(天照あまてらす大御神おおみかみ)です。

これまでの研究で、皇祖神(天照大御神)は、ご自分の直系の皇孫こうそんが誰であるかを明確にするために、串呂を構築されたと確信しています。

12頁


🟡崇神天皇三種の神器を奉遷

私がこの確信に到ったのは、三輪義熈 著『神皇紀』に、第10代崇神すじん天皇の御代、それまでは富士山麓さんろくの「富士ふじ阿祖山あそやま大神宮だいじんぐう」でおまつりされていた三品さんぴん大御宝おおみたから三種さんしゅ神器しんき)を崇神天皇の宮城に奉遷ほうせん(移動)した事蹟が詳細に語られているのを読んだ時です。

ここから先は

10,740字 / 14画像
このマガジンは、神皇正統の天皇家に極秘伝された神道皇霊学「神風串呂」を、初めての方にも分かりやすく解説した入門書です。5万字以上の記事を読みやすくするため、五分冊に構成してあります。

このマガジンは、神皇正統の天皇家に極秘伝された神道皇霊学「神風串呂」の入門書です。5万字以上の記事を読みやすくするため、五分冊に構成し、C…

よろしければサポートお願いします!今後も引き続き、三浦芳聖師の著書の復刻を継続して参る予定です。いただいたサポートは串呂図や表紙画像などの作成費に使わせて頂きます。