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情熱はそこにある[NARA-Xさん競技会観戦＆vs北九州DAZN観戦]

フジワラシンジ

2023年6月10日。
奈良クラブの試合前日の土曜日、私は兵庫県尼崎市のベイコム陸上競技場にいた。
奈良を拠点とする陸上クラブ・NARA-X(ナラックス)の応援をするためです。
きっかけは結構話題になった、陸上界のレジェンド・為末大氏のtwitterに私が反応したこと。

これを見て私はすぐにNARA-Xさんを思い起こしたのです。何故かと言うと、NARA-Xさんが(主にスタッフの岡﨑さんが中心となって)奈良クラブを応援しているので、奈良クラブサポの私とすれば陸上＝NARA-Xさんになってしまう。
で、「NARA-Xさんは頑張ってますよ」と反応したことに岡﨑さんに甚く喜んで頂いて。
ただ。
そうは言ってもNARA-Xさんについては自分はどれだけ知っているか、というとあまり良く知らないな、というのが実感としてあって。

そしてNARA-Xさんの公式アカウントからこういうツイートが。
よし、いい機会だから一度行ってみようか、となったのです。

とは言ったものの。
陸上の大会なんて、一度も行ったことない💦
たまにマラソンとか駅伝とかテレビで見ることは結構あるにはあるけど、知識とか常識とかゼロに等しい…
しかしtwitterで行きます、と言ってしまった以上行かねばなるまい。
まぁまぁな緊張感を抱きつつ尼崎へ。
競技場のある公園に着いてしばらく歩くと、木陰にそれらしき方々が。
「こんにちは、初めまして、フジワラと申します」
初対面の私をNARA-Xの皆さんは温かく迎え入れて下さった。
奈良クラブのユニを着た奈良クラブサポのMari-José♡ マリホセさん @MariJos81448691 もいらっしゃって。
しばし雑談した後、案内されて場内へ。

初心者の私には情報量多過ぎな光景

出場選手たちの間を縫うようにスタンドへ移動。部外者の私たちがいていいのかな、と若干戸惑い気味💦
「選手たちは集中してるんで」
と説明を受ける。なるほど。
こういうとこ、アスリートの方々は凄いな、と思う。
中学高校とずっと文化系だったもので。
NARA-Xの選手の出場競技が始まる。平田由佳選手、米谷結希選手が同組で出る女子1500m。

選手たちのスピード感。ひたむきな姿。やはりアスリートって凄いな。
私もちょっとだけ、声を出して応援させて頂きました。
初めての事で、何を書いたらいいのか分からないけど。
一番感じたのは「情熱」でした。
選手たちもそうだし、私が一番それを感じたのは岡﨑さん。
NARA-Xの選手はもちろん、何かしら縁のあった人たちに気合のこもった声援を送る。
陸上への愛がひしひしと感じられて。

ひとつの事に熱を上げる事は、本当に素敵だな、と。
スポーツは、それを最も端的に感じられるもの。
そういうものとほとんど縁のない青春時代を過ごした私ですが。
だからこそ、人々の情熱を感じられる場所に行かねば、という思いが最近起こりつつあります。

NARA-Xさんは全国的にも珍しい、「クラブ型実業団」。ここまで地域密着の活動をする陸上クラブも珍しいのでは。そういう意味でも応援していきたい。

NARA-Xの皆さん、お世話になりました。そしてマリホセさん、交流を持てて嬉しかったです。(お昼に食べたカレー、美味しかったですね)
ありがとうございました。m(_ _)m

そして翌日、2023年6月11日。
奈良クラブはアウェイで北九州と。
私は例によってネットカフェで。

「奈良クラブエール」と共に

1-1の引き分け。
最下位相手だから勝たなくては、という声もありますが、北九州は本来こんな位置にいるのがおかしいチーム。もともとの実力は高い。
後半は特に熱い攻防が見られたように思います。
非常に濃い、内容のある試合でした。
後半開始して間もなく先制して、奈良クラブの勝ちパターンだっただけに、追い付かれたのはもったいない、という見方もありますし、勝てなかったという悔しさはありますが、満足感はありました。
奈良クラブらしさも出せたかと思いますから、ここは前向きに。
とにかく次、次。
選手達は常に前を向いてますよ。

奈良クラブを応援し続けて来たから、NARA-Xさんにも出会えた。
情熱あるところにしか希望は生まれない。
情熱を持たないと現実を変えられない。

奈良一体！


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