こっくりさんについて
こっくりさん、皆さんはやられたことありますでしょうか?
五十音や数字が記載してある紙を机の上に置き、その上に小銭を置く。数人で小銭に指を置き、こっくりさんに質問する。すると小銭が勝手に動き出し、文字で答えを教えてくれるというものです。
自分は小学生や中学生の頃に何度かやりました。
そのいずれのときも、小銭は・・・
動き出しました。
こっくりさんにはいろんな説があります。
①本当にこっくりさんの霊が乗り移って小銭を操作している説。
②参加している人の、何か集団心理のようなものが働き、無意識に全員で小銭を動かしてしまっているという説。
③参加している誰かが意図的に動かしている説。
自分はお化けにしても、妖怪にしても、宇宙人にしても、存在すると信じたい派です。その方がロマンがあるし楽しいから。
しかし、ことこっくりさんに関してだけは、信じられていない派です。
小学生のときも中学生のときも小銭が動いたのに、なぜ信じられないか?
なぜなら、動かしていたのが全部自分だからです。
誰にも気付かれず、こっくりさんを使って「面白い回答」をするのにハマっていました。
笑いのハードルが地中深くに埋まっていた小学生の頃は、どんな質問をしても「うんこ」か「おっぱい」に動かしました。
中学生の頃は、ちょっとだけ笑いのハードルが地上に顔を出し、どんな質問をしても「はがけんじ」か「たしろまさし」と動かしました。
今考えると非常に罰当たりな気がしますが、こっくりさんを使って大喜利を展開していたのです。
こっくりさん大喜利の弱点は、回答の間が悪いこと。どんなに早く回答を出したくても、小銭をゆっくり動かさないといけない。その間にハードルが上がる。
そして「たしろ」の時点で全員答えをわかっているのに、さらにゆっくり「まさし」と動かさないといけない。
こっくりさん、皆さんは信じますか?