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鼻咽腔スワブより、唾液のほうがコロナウイルスの検出感度が高い

コロナウイルスの検査は鼻の奥に綿棒を突っ込んでグリグリとします。その際にくしゃみや咳が出ることが多く、医療者の感染リスクも高いものです。この論文ではある程度重症な入院患者さんと、軽症や不顕性感染の医療者について、唾液と鼻腔のウイルス量を検討しています。結果として、いずれにおいても唾液のほうがウイルス量が多く、感度が高い可能性があるとのことでした。また以前の報告と一致して、発症日がウイルス量が最も多く、その後一貫して減少していくことも確認されています。
まだプレプリントですが、しっかり検証されれば、採取検体はぜひ唾液に変更したいです。
https://www.medrxiv.org/conte…/10.1101/2020.04.16.20067835v1

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