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浜崎あゆみが圧勝の年末年始考察


みんなあゆがお好きでしょ?

明けましておめでとうございます。今年からnoteは私が本当に思っていることを記録していくことにしました。SNSごとに用途があって使い分けるのも大変だし、プライベートの人間性と仕事での顔が完全イコールというわけでもありませんがご容赦ください!
2025年最初の日に伝えたいことは、あゆの威力と破壊力についてです。
日本に生まれ育った人(特に30代)で浜崎あゆみを一度も聞かずに、カラオケで歌う機会なくここまで過ごした人、1%にも満たないのではないでしょうか。ちなみに私は今実家のL'Arc〜en〜Cielグッズに囲まれた部屋でこれを書いています。(90~00年代の音楽雑誌、寄贈したいほどあって、、いつか会社が大成功したらJ-POPカフェでも開くのが密かな夢。そこに捨てられないコレクションをみんなで持ち寄ってCDもMDも並べるという具体的な構想まであるんだから!)

ここ数年のあゆについて、思いを馳せる

四半世紀に渡りテレビに出続けているあゆですが、声の調子が、、、とかお顔が、、、とか思っていませんか?私は申し訳ないですが、声変わったなーとか、出てないなーとか、正直ちょっと残念に思っていたことがありました。(もちろん本投稿で全撤回します)そんな中でもカラオケではBLUE BIRDを歌い続け、7月になるとJuly 1stを思い出すほどにはあゆは好きでした。
そんなTA(Team Ayu:ファンクラブ)の方から見たら、にわか過ぎる私にライブにお伺いするというチャンスが!そんなわけで行ってまいりました。12/30 I am ayuツアー。代々木体育館にいざゆかん!
注意:素人考察です

セーラームーンコラボがメインビジュアルで、逃れられない何かへの入り口。

はじめに)あゆは、あゆのままで此処にいた

「ちゃんと聴いてて 伝わるまで叫び続けてみるから
私はずっと 此処に此処に此処にいるの」

これはあゆが葉っぱを身に纏い、肩に鳩を乗せていた衝撃的なビジュアルでお馴染み「I am」のタイトルトラック。この出だし、あと100回聞きたい。もうそう思わずにはいられない。登場シーンと共に圧巻のステージが始まりました。
皆さん、この曲2002年です。この年に生まれた人たち社会人です。その時と変わらないあゆがそこにいる、、、時空超えてきました?!
なお、衣装は当然このCDのものではありません。とっても素敵な真紅のスパンコールのドレスでした。

豹柄や尻尾を思い出しがちですが、このビジュアルもさすがです🌿

考察1)時空を超えるあゆ

98年にCDデビューして、27年目。社会人で換算しますと23で入社して今年50歳。誰でも良いので、会社の人など想像してみてほしい。同じコンディションの方、いますか?同じエネルギー量走り続けるバイタリティ、鮮やかなクリエイティビティ、群を抜いたファッションセンスと着こなせるスタイル。そんな人いますか?
あゆは、当時からの圧倒的な姫でありながら、そこに経験がなせる技、年齢が持つ深み、オーラが相まって、そこにいる人の心に襲いかかってくる。素人考察ですが、もちろん発声の仕方が変わってきたこと、声質は若いころとは違う。だけど、そんなことがいかに些細なことかがその場にいると一瞬で理解ができました。「あゆのファンって熱狂的だよね〜」と呑気なことをずっと思っていましたが、それはそうだ。もはや狂気にも近いくらいの集中力のステージなのです。四半世紀も気づけなくて恥ずかしい。

前から6列目という神席で拝むあゆ(アンコールは撮影OK)

考察2)姫を超えるあゆ

私はライブには比較的いく方ですが、女性の単独アーティストは久しぶり。(普段はバンドが多いです)aikoやMISIAさんなどお伺いしたことはありますが、ライブという概念には当てはまらない気がした。これは「興業」だ。
浜崎興業の会長、浜崎会長。
ああ、会長であり団長であり、教祖でもある。それくらい、会場がそして何よりもスタッフ(ダンサーやコーラスの皆さんも)あゆを信じている。その熱気と本気が伝わってきた。
3~4曲歌う度にある衣装チェンジ。そしてダンス・アクロバットパフォーマンス。「次は何?!」と観客を誰一人置いていかない構成。そして何よりもあゆの衣装が全て紅白級。この日のこのステージのために、用意されている唯一無二のものであることがわかる。ドレスは何もウエスト位置が高く、キュッと締め上げられており、細くて華奢な上半身が際立つ。かわいい姫ではなくて、強く立ち続けているシンボルでもある姫がステージで眩しい光を放っていた。

考察3)人間に戻るあゆ

あゆの魅力は、きっと神格化されていないところだろうな、と改めて感じている。人間らしい、不完全な弱さが見え隠れするからこそ、一度ファンになった人はずっとファンなんだと思った。例えば、ちょっと声が前とは違うところ、すぐに涙を流すところ、パフォーマンスが完璧過ぎるところ。全力で踊っているあゆにもまた驚かされた。だって、歌っていれば成立するのに。彼女がステージ中央で、数々のヒット曲を歌い上げていれば、絶対に成立するところ、わざわざ激しいダンスをセンターで踊り、多過ぎる布を振りかざして(総じてダンサーの衣装も小道具も布の総量が贅沢すぎてびっくり。重い・暑いよりも魅せることを重要視しているんだなぁと感じました)向上心の塊にも見えるけど、欠点をよしとしない性格がチラ見えして、この人間らしさが観客の心の隙間に染み込んできて、あゆが絶対的な姫にまたなる気がしました。

まとめ)スタッフも、四半世紀駆け抜けている。

あゆの表情がよく見えるほどの神席でライブを拝見させていただき、帰りに音響や照明さんのスタッフ席の横を通過した。その時に心底思った。
「みんな平等に歳をとる」
実際のところはわからないですが、ベテランスタッフが多いように感じました。きっと長年あゆのステージを支えている人たちなことでしょう。あゆもスタッフも年齢を重ねるのは同じです。あゆのパフォーマンスがずっとクオリティ高くあるためには、スタッフも同じ熱量で走ることが求められます。ああ、もうなんということでしょう。泣きそう。
今回のライブのチケットは14000円ほどだったのですが、もう安い。安すぎる。そう思えた。ありったけのクオリティを詰め込んで、おせち料理みたいな構成に私には映ったのですが、それを四半世紀提供し続けるって、恐ろしい偉業です。長年続ける時に忘れてはいけないのは「維持する」というコスト。商品はモノではなくてヒトです。アーティストの輝きと勢いをキープするって尋常ではない努力の結晶のはず。同じことを繰り返しても鮮度は落ちる、それが時間(年齢)です。25年前の週刊誌は誰も読まない。でもあゆはいつだって最新号なのだ。ファンも平等に歳をとって、高校生の時よりは使えるお金もあるので、浜崎興業の健康や発展のためなら、支払うべきだとすら思えた。それくらい、偉業だ。

ありがとう、あゆ。ありがとう、スタッフの皆さん。


年の瀬にすごいものを見た。
そんな大興奮状態で過ごした年越し。そして紅白歌合戦。中堅世代に嬉しいB'zに大歓喜して、虎ツバには涙して。わかりやすい視聴者代表となっていましたが、多くのグループを見て思うのです。
パフォーマンスするアーティストの1組あたりの人数の多さ!昨今は団体戦のように見えますが、あゆは一人です。たった一人で日本を、平成を背負ってきたのだ。

あゆ、ありがとう。本当にありがとう。
そして、今の私にできることは何かあれば課金をするという、ただそれだけ。にわかファンが、ファンに変わった。そんな2025年の幕開けです。

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