2012/06/20 #181 二度と会わない人たち
そんなの無くたってどこかで繋がっているなんて、そんなのは多分嘘だ。そうやって何人居なくなって、もう会えないかっていう話。
— 篠山浩生 (@shinoyamakosei) June 21, 2012
出会った人の中で、もう二度と会わない人が何人いるのだろう、とよく考える。
出会った人数はきっと多いほうだ。
だからもう二度と会わない人も多いと思う。
同じ時代に生きていてもそんなもんだ。
ましてや死んだ人だっている。
だからといって、無理矢理人に会いに行ったりもしない。
どうでもいい哲学を言えば、それぞれ人生は画用紙の上に引かれていく線だと思っている。
僕はその線をわざわざ相手の線に向かって引くようなタイプじゃない。
ランダムに引いていれば、どこかで交わることもあれば、一回も交わらないこともある。
他の人が近くをうろうろしていれば何回も交わることもあるかもしれない。そうやって交わったり離れたりしていく。
ただその中で、真っ直ぐ線を引くことに決めた人たちとは会えない可能性が高い。
それだけな気がする。
もちろんいつかまたどこかで交わるかもしれない。
その時のために、人との関係をわざわざ切るようなことはしない。
初対面の人に攻撃的に出るようなこともしない。
線を引くこともやめるつもりはない。
いつかまた、と思いながら、
その時までただ自分はランダムに線を引き続けるだけだ。
THURSDAY'S YOUTH
篠山浩生
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