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クリスマスに詩を添えて

詩を書くのが好きなので、今回のテーマ
「クリスマス」「イルミネーション」「プレゼント」
にまつわる詩をそれぞれ書いてみました。

短い詩ですので、よろしければご覧ください。

ハッピー・スイート・ホーム

夜景の綺麗なレストランに
銀色に輝く並木道に
憧れないわけではないけれど

私はあなたとふたりで
手作りのグラタンにお惣菜の揚げ物を添えて
ノンアルシャンパンで乾杯する

そんな夫婦みたいなクリスマスが
今年もやっぱり待ち遠しいの

つめたいきらきら

なんだか気恥ずかしかった
イルミネーションだなんて
付き合いたてのカップルが行くもので
もういい歳の私たちには似合わないと

なんだかいいかもね
寒空の下、あなたの冷たい手を握って歩くのは
まるではじめてのクリスマスみたい
冴えた空に輝く木々と月がきれい

なんだか楽しかったね
うちに帰って、あたたかいお茶をのんだ
ああ寒かった、帰ってきた
そう思うのは、つめたいきらきらを見てきたから

一緒にいたい冬

手袋をあげて、ネックレスをもらった
靴をあげて、手袋をもらった
帽子をあげて、かばんをもらった

今年はなにをあげて、なにをもらうのかな
毎年こんなに贈り物をしたら、いつか
あげるものがなくなっちゃうね

そしたら、ふたりでおいしいものを贈りあおう
お酒に、お肉に、クッキー缶

あげるものに困るまで
あなたと一緒にいたい冬



元記事はこちらです↓参加させて頂きありがとうございました!


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