かつて関東にも、行き止まり式のホームがずらりと並ぶ、堂々たるターミナル駅がいくつもありました。
昨今の新規路線開業に伴い消滅した東急東横線の渋谷駅をはじめ、総武線・両国駅など、歴史の中にうずもれた駅もあります。
ここ、上野駅もそんな大ターミナルのひとつ。
昨今の「上野東京ライン」の開業で、列車運行のメインが山の手の崖地に沿って作られた高架ホームに移り、下町側の行き止まり式のホームが並んだ地平ホームは次第に規模が縮小されていきました。
そんな首都圏と異なり、まだまだ大規模なターミナルがある関西。
関西のお知り合いの方と会う合間に出会った、数々の「ナニワのターミナル」の様子をご紹介します(*^。^*)
さて、大阪環状線を西側経由(外回り) に乗車して、ミナミのターミナルのひとつ、天王寺駅へ。
上野駅と反対で、天王寺駅は行き止まり式のホームが高架になっています。
土地の形状がかかわる上野駅と異なり、天王寺駅の阪和線はもともと私鉄が開業させた路線。
官営の路線がもとになった大阪環状線とは別の駅だったのです。
お知り合いの方との楽しいひとときを過ごし、夕刻に歴史あるミナミのターミナル・南海難波駅へ。
実は、南海電車を見るのも乗るのも初めて😅
かつての東急電車のような質実剛健な電車群が、ここ南海では今も健在!
私のあこがれのひとつでした。
特急ラピート…誰が呼んだか、鉄仮面やら鉄人28号やら異名がついてますね。
そういえば、神戸に鉄人28号の立像がありましたっけ。
南海電車に乗って大阪環状線・新今宮駅経由で天王寺駅へ戻り、すぐ目の前の高層ビル・あべのハルカスの地下にあるフードコートで夕ごはん。
さて、お腹も満たしたところで、今回特別な車両を拝見するため、ふたたび大阪駅へ戻ります。
ふたたびの大阪駅。
駅ホームの上には、広々とした広場があり、駅全体を覆う大屋根が良く見渡せます。
そろそろ夜9時を回る頃、珍しく夜更かししているワタクシ。
朝早い仕事なので、いつもは寝ているのに(笑)。
「お、そろそろ時間だな」。
お目当ての阪神電車・大阪梅田駅の地下ホームへ移動。
ここも行き止まり式のホーム。
ですが、地下にあるのでちょっと地味( ̄O ̄;)ヾ(・_・`;)オイオイ
いやいや、もう遅いから早くお宿へ向かいなさいな…( ̄O ̄;)アホタレ
【つづく】