サンドイッチの作り方

【右脳めし】謎解きも楽しめるハートフルコメディ|サンドイッチの作り方(舞台)

ストーリー

小池料理教室では、クリスマスシーズンにちょっと変わったパーティを催します。
料理を作るのは、料理教室の生徒たち。
その生徒たちの親しい人物が、パーティの客人として招かれます。
ある生徒は恋人。ある生徒は幼なじみ。会社の同僚や夫を招く生徒もいます。

そんな客人を交えて、恒例のイベントが行われます。
イベントの内容は、客人たちがパーティ料理を少しずつ口にして、どの料理が自分を招待者の料理なのか当てる、というもの。

生徒が作った料理には、招待した客人への想いが込められています。
ある料理には、招待した彼から受けたプロポーズの返事が秘められていました。

料理教室の先生は言います。
このパーティは、自分にとって特別な存在の人との絆を確認し合う時間なのだと。

果たして客人らは、招待者の料理を言い当てることができるのか?
また、料理に込められた想いに気がつくことができるのか?

謎解きも楽しめるハートフルコメディ

観客には、どの生徒がどの料理を作ったのか知らされません。
料理にどんなメッセージが込められているのかも同様です。

だから、観客は客人と共に推理するのですが、特別な存在の人との絆なんてあるのかと疑うほど、当たりません。
客人の中には故意にハズす人もいます。

登場人物それぞれの思惑が交錯し、時には修羅場が生まれ、時には秘めた愛情が明らかになります。

全十二人の登場人物の誰もが個性豊か。演じる役者さんたちも、それぞれの個性を生かした魅力的な方ばかりでした。

映画とは異なる体験

今年知り合った方が出演すると聞きつけて観に行ったこの舞台。今年発足したばかりの劇団SUTTHINEの旗揚げ公演とのことで、舞台の出来は未知数でした。

結果は...最初から最後まで楽しめました!
2時間弱、笑ったり泣いたり。
個人的には久しぶりの舞台観劇ということもあって、とても満足しています。

役者さんが目の前で演技をする舞台は、映画とは違った楽しみがあります。
最初は、初対面の人と会う時のような緊張感があるのですが、役者さんの芝居が上手で演出が優れていると、あっという間に物語の世界に引き込まれます。

やがて、目の前の登場人物が、実際この世に存在しているかのように思えてきて、終演時には親しい友人と別れるような気分に。
これは目の前で生身の人が演じている舞台ならではの体験です。

まだ舞台劇を観たこと無いクリエイターの方は、ぜひ一度体験してみて下さい。

まだ間に合う(かも)!

今回ご紹介した「サンドイッチの作り方」は、本日12/24に千秋楽を迎えます。が、どうやら当日券があるようです。

12/24の公演時間は12時と17時。興味を持たれた方はどうぞ!


右脳めしとは?
右脳が司る「感性」や「創造力」の栄養源となるコンテンツのことです。
東雲創作堂ではクリエイターの力となる様々な右脳めしを紹介しています。

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