◆9月21日◆ 最近のゼミでは3つのテーマを同時進行で進めている。1つ目はSociety5.0時代とはどんな時代でそこに求められる数学力とはなにか。2つ目はそんなSociety5.0時代に即した新しい形の数学のWS作り。3つ目は日本の算数・数学教育の歴史を辿り、これまでの歩みをまとめること。 1つ目のSociety5.0時代については「第6期科学技術・イノベーション計画」を読み解きながら自分なりに考えている。ただこの「自分なりに」というのがなかなか難しく、本当にその解釈で
◆9月14日◆ 今日のゼミでは、数理・AIデータサイエンス教育についてが話題に。 その中で必要な数学力として「ベン図」という項目があり、ベン図が単元として独立に扱われていることが議論になりました。その流れで、ベン図はいくつの集合まで表せるか、という議論に発展し、その場にいた教授3人でホワイトボードで議論が始まりました。グラフ理論の考え方で行けないか?ということになり、4つまでは行けましたが、その先で行き詰まり…。時間切れとなりましたが、こうやって思わぬ話題から広がっていく
◆9月8日◆ 今日のゼミでは茨木教授が戦前の算術の教科書、緑表紙の教科書の復刻版を持ってきてくれました! ずっと見てみたかったので感動。特に小1の上巻は全てイラストしか描かれておらず(ほんの少しの数字は出てきますが)、指導する先生が自由にストーリーを組み立て教えられるという作り。先生の手腕が問われるなかなかの教科書です。 そして下巻になると、急に数字が増え、計算問題がかなりの量に。足すことを「よせる」と表現していたりとても新鮮でした。更に上の学年に行くと、図形をはじめ思
◆8月25日◆ 今年は盛りだくさんの年で、大学院のほかに私が取得している「数学インストラクター」の資格の更に上の資格「数学シニアインストラクター」取得のためにインターンとして頑張っています。 その1つに養成講座の講師があり、カリキュラムについて指導をしなくてはなりません。そのことについて今日のゼミで教授たちに相談すると…根上先生が日本の算数・数学教育の歴史についてすぐに講義をしてくださり、学習指導要領の歴史についても教えてくれました。もうさすが!としか言いようのない知識と
◆8月4日◆ 今回のゼミではあらためて研究の方向性を確認。society5.0時代に必要とされる数学力の見極めがなかなか進めず、苦戦している点を相談しました。 当然のことながら、統計やデータ分析方面は注目されるし、計算関係はAIがやってくれる時代。そういう現状を見極めながら本当の意味での必要な数学力を示したい… そんな話をしていると根上先生が、大学2年生で学ぶ集合論がすごく大切、という話をしてくださる。集合論。。。確か家に教科書があったけれど内容はよく覚えていないかも(
◆7月21日◆ 大学も夏休みが近づくにつれ、だいぶ人も少なくなってきました。 私は社会人で普段なかなか研究に専念できないので、先生方のご厚意で、特に夏休みを設けず、夏休み期間中も何回かゼミをしていただけることになり本当に感謝。 とりあえず研究ではsociety5.0時代に必要とされる数学力を見据えながら、いくつかのワークショップを実際に作成してみることに。 それを実際に開催し、アンケートをとってみようということになり、今回はアンケートの作成。今まで、アンケートなんてま
◆7月7日◆ なんだか最近、何もかも中途半端だな~と感じる日々。 研究も授業も家事も…仕事はもちろん手を抜くことはないけれど、特に大学院関連のことはどうしても後回しになってしまったりして一人、悶々としてます。。 今年、先進実践学環に社会人入学したのは二人。もう一人の大学院生であるまきりかさんは女性としてとても尊敬できる本当に素敵な方。なのですが、お互いに仕事をしているため、ほとんどお会いすることはないのです。 少し弱気になったり煮詰まったりしたときに共有できる仲間がい
◆6月23日◆ 私の指導教官は教育学部の茨木教授ですが、副指導教官として環境情報学部の牛越先生、そして学環長の根上先生も指導に参加してくださいます。 3人とも専門は数学。今日はゼミの合間になぜ数学の道を選んだのかをうかがうことができました。あらためて教授の皆さんがなぜ数学の道を選んだのかを聞くことができたのは、貴重な経験でした。 数学の道に入ったきっかけや思いはそれぞれですが、皆さん、心から数学が好きで、研究することを楽しんでいらっしゃる、ということがわかり、私も数学者
◆6月15日◆ 社会人大学院生になって早2カ月。 授業科目選択から始まって、研究テーマの決定、毎日の授業課題と毎週のゼミ…無我夢中で走ってきました。これまではそこまで感じていなかった仕事との両立ですが、今月から段々と仕事も忙しくなってきて行き詰まりを感じるように。。 当たり前ですが、仕事をおろそかにするわけにはいきません。しっかりと準備をし、締切も守り、のぞまなければなりません。でも授業やゼミはそんなことはお構いなしにコンスタントにある…となると、正直全く余裕がなくなる
◆6月9日◆ ゼミでは毎回、「第6期 科学技術・イノベーション基本計画」を予習し、まとめたものを発表し、それについて教授たちが指摘や提案をしてくれます。その時間は本当に貴重で、1週間ひとりで悶々と格闘してきた題材が一気に広がり、新しい提案がどんどん出てきます。 でも目の前のことだけを追っていると、研究の先が見えなくてふと不安になることも… そんな気持ちを今日、正直に教授に話してみました。すると… 「修士1年目の研究は、潜伏期間のようなものだから焦らなくて大丈夫。今の感
◆6月1日◆ 今日はゼミの後、先進実践学環のHP用写真の学生モデルとして、プロのカメラマンの方に写真撮影をしていただきました。 お天気も良く絶好の撮影日和。PCを片手に学内カフェや広場、キャンパス内で撮影をしていただきました。 学環長の根上先生に教えてもらっている様子の写真もあります。演技がおかしくて、ひたすら笑いを堪えています(笑)。 今は横国のHPのトップページに1枚写真が使われています。将来的には学環のHPにも使われる予定だそうです。1期生として恥ずかしくない研
◆5月26日◆ 授業の課題に追われながらも、研究も少しずつ進めていかなくてはなりません。ゼミでは内閣府の「第6期 科学技術・イノベーション計画」を少しずつ読み進め、読んだところの要旨をまとめ、発表することになりました。 行政の文書というのは、慣れない言葉や言い回しが多く、なかなか読み進めるのが大変で。。。結局、要旨といっても原文ママになってしまう個所も…。しかも専門用語がたくさん出てくるので、それをすべて調べ、どこを教授たちに聞かれても答えられるようにしなければなりません
◆5月18日◆ 社会人大学院生といえども、研究だけしていればよいわけではありません。当然、決められた単位をとらなければ卒業ができないわけです。 昨年度のコロナの影響もあり、大学院の授業は主にオンライン、もしくはオンデマンドで開講されています。社会人学生にとっては、大学に行かなくても受講できること、好きな時間に受講できることはかなり有り難いことなのですが…1つ大きな問題が。 オンライン授業というのはほぼ毎回全科目にレポート課題が課されます。1科目でみればそう多くもない量か
◆5月11日◆ 研究テーマも無事に決まり、少しだけ大学構内にも慣れてきました。 横浜国立大学は自然豊かで、校内を歩いているだけでも癒されるし、良いアイデアが浮かびそうなとても恵まれた環境です。 最近のお気に入りは図書館の1階にあるカフェ。 コロナの関係で15時までなので、ゼミを終えて急いで駆け込み、ここのソイラテで一息つくのがお気に入りです。 今回のゼミでは決まったテーマに対して何から手を付けていくかを決めました。 まずはsociety5.0時代とはどのような時代
◆4月27日◆ いよいよ始まったゼミ。私の場合は社会人なのでスケジュールが定まらないため、贅沢にもゼミは1人で行います。 指導教授は教育学部(数学・解析学)教授の茨木先生と環境情報研究院教授の牛越先生、そして学環長の根上先生もアドバイスしてくださるという非常に恵まれすぎた環境なのです。 まずは4月中に研究テーマを決めて「研究計画書」を作成しなければなりません。漠然と数学とメディア、数学教育とメディアの関わりについて研究したいと思っていましたが、やりたいことが多すぎてなか
◆4月20日◆ 今日はゼミの前に大学の健康診断へ。 あまり考えていなかったけれど、さすがに10代の学生さんと一緒に受ける検診は何とも気恥ずかしかった💦 しかも岡沢町のバス停から歩いたら、息が切れて脈拍が100超えという…体力付けないとなぁとしみじみ感じました。 キャンパス内はサークル勧誘など昨年とは違って、だいぶ活気が戻ってきました。マスクを着けていると年齢がわからないらしく、サークル勧誘の声をかけてもらって内心嬉しくなりましたw ゼミでは研究テーマを決めるため、指