日本語配列キーボードにおける日本語入力の豆知識
※23/6/10に自サイトから転載(元サイト投稿日時23/2/8)
今回はJIS配列キーボードにおける日本語入力の豆知識について書いていこうと思います。
まずはJIS配列キーボードとは何?という人のために↓
こちらが一般的なJIS配列のフルサイズキーボードです。(ガレリアでPC買ったときついてきたやつ)
JIS配列は日本で一番普及率の高い配列なので、多くの人が見たことがあると思います。
販売されている多くのキーボードのサイズにはいくつかの種類があり、メーカーにより異なります。上の画像はフルサイズですが、赤枠部分を抜いたTKL、緑枠のみの60%などがよく使われています。今回紹介する日本語入力の豆知識は、JIS配列であれば60%キーボードでも使えるものなのでぜひ見てください。
ではさっそく紹介します。
一発でカタカナorローマ字変換
最初に紹介するのは一発でカタカナ、ローマ字に変換する方法です。日本語入力をし、変換前に
F6 ひらがな
F7 全角カタカナ
F8 半角カタカナ
F9 全角ローマ字
F10 半角ローマ字
これは知ってる人がかなり多いと思います。とくにF7は多用している人が多いイメージです。しかし...
ファンクションキーって押しにくくないですか?
そこで使えるキーボードショートカットです。使い方はファンクションキーと同じで、日本語入力の際、変換前に押すだけです。ではどうぞ
Ctrl + U ひらがな
Ctrl + I 全角カタカナ
Ctrl + O 半角カタカナ
Ctrl + P 全角ローマ字
Ctrl + T 半角ローマ字
このショートカットならホームポジションからほとんど指を動かさずに直接カタカナやローマ字に変換することができます。
次に紹介する豆知識もかなり作業効率が上がり、快適になるので是非参考にしてください。
半角/全角の誤操作を防ぐ方法
次に紹介するのは半角/全角の誤操作を防ぐ方法です。日本語入力、ローマ字直接入力の切り替えに「1」の左隣にある「半角/全角」キーでIMEのオン/オフをトグル操作している方がほとんどだと思います。
あれ?今どっちの状態なんだっけ?...
となる場面ありませんか?右下のIMEの表示を確認したり、「半角/全角」キーをとりあえず押して確認してみたり...これとおさらばしましょう。
ここで話題を少し変えるんですけど、スペースの両隣にある「変換」「無変換」キーって使ってますか?
使ってないです
一応それぞれのキーの役割を書いておきます。
変換
日本語入力の際、変更確定後の単語を再度変換できる
無変換
日本語入力の際、変換確定前にこのキーを押すことで
ひらがな→全角カタカナ→半角カタカナ
と順番に変換される
はい、いりませんよこんな押しやすいところに。特に「無変換」なんてさっき紹介したショートカットがあれば一生使わないキーになります。また、「変換」キーは多用するから使えますという方はタッチタイピングの練習をしてください。
ということで
変換
IMEオン
無変換
IMEオフ
という設定にしてしまえば、IMEオン/オフのトグル操作から解放されるのです。日本語入力する際はかならず「変換」キーを押してから、ローマ字直接入力をする際は「無変換」キーをかならず押してから、これであなたは救われるのです。
設定方法
設定>時刻と言語>Microsoft IME>キーのタッチとカスタマイズに進みます。
「キーの割り当て」を「オン」に変えます。
「無変換キー」を「IME-オフ」、「変換キー」を「IME-オン」に
これであなたは本当に救われました。「半角/全角」キーでのトグル操作に慣れてしまった人は慣れるまでに時間がかかると思いますが、3日くらい頑張ってください。
(こんな記事を書いた自分はHHKBのUS配列の初期モデルを中古で買っちゃいました。気が向いたらレビューします。)