お粗末な終焉
新聞のリンクを貼ろうとしたら、有料記事にしていやがりました。誰も買ってまで知ろうとはしないだろうから隠匿目的を疑ってしまう。
とにかくきれいごとで片付けたいという思いがミエミエですね。
ついで小山田氏のツイート全文。超長文。
美しくもなんともない幕引きでした。
以下余談のことながら
わたしが小山田氏の超長文ツイートのなかでもっとも驚かされたのは以下の部分。
「徳島新聞社は、この件を文学協会担当者に一任しており、また「新しい選考委員(小山田よりも世間的に人気のある人物を予定していたそうです)の就任が発表されれば、小山田も察するところがあるだろう」と考え、静観していた」
人気作家が就任すれば、小山田氏は自分が不人気作家だから降ろされたことを知るだろう、ということです。
何考えてるんだ? 1に書いたとおり、わたしたちは「その審査員」「その作家」に読んでほしくて作品を送るのである。自分の作風と合っているかどうかは必ず検討する。
流行作家wに審査員をやらせ、有償にて発表を知らせる。徳島新聞を買わなければ予選通過もわからない。一部買うこともできず、試し読み一週間無料もない。
前回、当該文学会員から「昼からは文学会ホームページで無料で読めました」という珍妙な反論が来たが、最初っから無料にすりゃあいいんだよ。なんで昼まで有料なんだ。
徳島新聞社と阿波文学協会は文学賞を新聞の販促活動と位置づけていることが実によくわかる。
こんなわたしでもわかることが声をかけられた作家がわからないはずもないし、自分が就任することで小山田さんを更に深く傷つけることになるのは間違いない。いったい誰がこんなリスクしかない選考委員になるというのか。シマグニオブシマグニは23.4度傾いてぐるぐる回ってるのか。回るのは渦潮だけでいい。
幕引きの仕方もひどかった。結局、もう何もやる気がなくなって、「なら終わりでいいや」っていうことでしょう。
一連の騒動に誠実さのかけらも見出すことはできないまま、わたしはひとつの地方文学賞の終焉をみたのであった。
ものすごく忙しいうえにボヤ騒ぎやら財布紛失騒動で結構な精神的ダメージを受けたために、完結編をあげるのが遅くなりました。
そのうえ、なぜか投稿済みと錯覚し、ふと下書きにこの原稿を発見してしまったので、慌てて投稿する次第です。