バルセロナ観光の最新トレンド。150万人の住民の街に、3,000万人が訪れる理由とは?
こんにちは!あたらしい旅行をデザインしたい令和トラベル篠塚です。世界中の観光渡航は急速に回復してきていますが、まだまだアジア発着はなかなか鈍いのが困っていますがとても頑張っています。もし記事が楽しかったら、シェアしてくださったら嬉しいです😊
今日はスペインバルセロナの現状について共有してみたいなと思いました!
スペインはちょっとだけ日本人からするとマニアックな渡航先に当たるのでニーズは薄いかもしれないなぁと思いつつ、バルセロナにしばらく滞在していたので現地情報を共有してみます。マニアックながら、観光観点で言えば世界で一番ホットな都市で相違なく、日本観光との類似性もとても多いためきっと多くの日本人に愛されると思っているのがこのバルセロナです。すでにお好きな方もたくさんいらっしゃるんじゃないかな、なんて思いつつちょっとそんなポイントを共有です。
バルセロナを含めてヨーロッパのことは日本の旅行代理店の中でも現場をコアに歩き回りかなり詳しくなっていると思うので、もし渡航される方がいましたらいつでも令和トラベル社のNEWT(ニュート)からご相談ください!
1:観光経済の面
バルセロナは人口150万人の小都市、日本で言えばちょうど福岡市くらいなのですが観光客がこの都市だけで3,000万人以上(一部統計上のカウントで違うデータもある)も集まります。3,000万人と言えば、2019年の日本全体に来ていた訪日渡航者数と同じ数であり、これが一つの都市に集まっているのだからとてつもない規模であることがよくわかります。この数値はもちろん、コロナ前の2019年の数値ですが、現場でミーティングをしていると今日現在:2022年後半なんかはすでにほぼ100%近く回復または多くのホテルが2019年をはるかに上回る数値なんかを出してます。
150万人しか住んでいない都市に3,000万人が来るというのは強烈な数値感で、平均滞在日数で割りかえすと、3,000万人÷365日x平均4日=32.8万人/a dayが平均して滞在していることになる。居住者の20%近くが常に増えているというのはなんとも驚異的である。もちろん、ピーク日程とのばらつきもかなりあるため、少ない日が30%、多い日が200%とするとその分散は10万人〜70万人近くになりとんでもないインパクトです。(東京は1,000万人なので、+200万人が毎日来ているくらいの換算になります。ホテルが足りません。)
何がバルセロナを人気にしているのか? もう少し考えていきたいと思います。
2:デジタル観光システム
紙はもはやほとんどなくても回り、オペレーションもかなりデジタルになってきました。ほぼ全ての人気観光施設なんかもシステムは全てデジタル。電子チケット、時間入場管理、音声ガイドシステム、地図などなど。本当によくできており、ここ4−5年の観光公害が騒がれてから&さらにはコロナによってデジタル化が進み、とてもスムーズな観光を実現できるようになっている。
なおこれらのシステム導入の影響もあり、煩雑な予約周りをきちんとしておかなくてはならない。現地ではスタッフと揉めている観光客を本当によく見る・・・「私たちはもう明日帰国するんです、なんとか入れませんか?」 など。なんともしてくれないし入れない。汗 そうです。伝えたいことは、やはり旅行をするならNEWTにあらかじめ相談したほうが失敗が減らせるので良いのではないか? ということになってきます。そう、アプリでデジタルチケットも全て管理できてしまいますからね。
3:地中海料理の素晴らしさ
魚介類、お米、パスタ、野菜、そしてワイン(カヴァもね)などなど、本当に地産地消の素晴らしい食材に恵まれている。個人的にはフレンチやイタリアンも好きだが、ずっと食べていても疲れないのはスパニッシュです。バルセロナ市内におけるミシュラン掲載店舗数は20店舗弱で、東京の200店舗に比べると物寂しい気もするが、経済人口の差分から言うとほぼ同じくらいの確率で存在するため、一大グルメ都市であることは間違いない。また、特にBAR文化が凄まじく、World TOP50 BARみたいなランキングでは1位がバルセロナだし、大量のBARがランクインしてる。もちろんちょっと地方都市に足を運べば、マドリッドやサンセバスチャンなんかもあってとにかく層が厚い。
話の流れにはだんだんお気づきかと思いますが、地元の人気店から観光客に大人気の店まで信じられない量のリストを幅広く網羅できたので、やはり旅行をするなら令和トラベルに相談したほうが良いのではないかな? と感じています。人気レストランの予約もしておかないと、当日ウォークインでは入れません🤕
4:ホテルの多様性
これほどの一台観光地にして大手メガホテルチェーンがあまりなく、小型のホテルが大量に散らばっているのが特徴的な街です。これは人気観光地にしてはとても珍しいです。小都市で、高層ビルや広い土地がほとんど全くないゆえに、そういう状態になっているのかもしれない。なお現在のホテル数は約500ほどで、7万人程度のキャパシティしかなく、民泊などもたくさん増えている。
なお、バルセロナでおすすめのホテル選び方は以下の軸になります。
旧市街 vs 新市街 + トラディショナルvsモダン + 小型vs中型(大型はほぼ無い)これに予算をクロスすればどんなホテルに滞在したいかはほぼ確定してきます。
だんだん勘の鋭い読者の皆さまならば、この流れでもお気づきと思いますが。行ってみたら相当古かったとか、ものすごく奥まったところでタクシーも入れない!なんてホテルも多数存在しており、やはりこういうところでも令和トラベルに相談するとエラーがなくなるのではないかと思われます。法人取引も進み、特別なVIPリレーションチームともタッグを組めていますので、かなり安心なのではないかなと感じました。
5:治安の良さ
スリこそ気をつけなくてはならないが、治安はとてつもなく良い街の1つだと思う。データからもみて取れるし、ローカルと思われる女性らも深夜に一人で街を歩いているようなレベル感。これはハワイですら見られない光景であり、とても安心して観光が楽しめます。ただし、人混みがとにかく多いのでスリには気をつけたいなと思っています。私は運よく被害に合いませんでしたが、かなり気をつけていた人でも被害情報はありますし、飲食店でも隣の椅子にバッグを置いていたら「気をつけてね」とスタッフから声をかけられるようなことが何度かありました。
6:観光資産の豊富さ
バルセロナにはアート、建築、グルメ、スポーツ、海や山とほぼ全部が1時間以内で楽しめるところに揃っている。あまりにも有名なガウディ建築のサグラダファミリアは年間300万人以上が訪問するし、他にもカタルーニャ音楽堂や病院やグエル邸やら公園やらと大量のアセットがある。ピカソ美術館の作品群は驚くほどあるし、少し足を伸ばせば隣町にはダリ美術館なんかもあってとても楽しい。旧市街はさながらディズニーシーのようなところで(というかディズニーシーが真似をしているのだがw)、中世ヨーロッパをそのまま体験できる素晴らしい観光地。
しかしながら繰り返しだが、デジタル観光システムの実装によってきとんと準備をしなくては当日になって入れなかった!なんてがっかり体験がしばしばある。私は行き当たりばったりの旅行が好きだったが、バルセロナ観光だけは事前に緻密にプランニングをしておき、何時にどこへ行くか決めて特定のチケットを買っておかないとうまく回れない、難易度がやや高い観光地とも言えそうである。そう、そんな時のために令和ト(略
7:コロナについて
今年は世界各地をぐるぐるしているが、ヨーロッパは全般的にコロナに対してもう完全になかったことになっている。マスクはかなり前から1%以下だし、今やホテルやレストランの従業員すらマスクをしていない。かといって外そうぜという同調圧力があるわけではなく、「自分は自分」みたいな感覚が強いのだと思う。日本のそれとは違うし、また今度記載したいアメリカ観光の最新状況とはまた違った感覚を覚える。
おしまい
ということで今日はバルセロナNowを書いてみました!ここまでとても長くなりましたが、読んでくださった皆様ありがとうございました!令和トラベルが運営しているNEWT(ニュート)でも、ついにバルセロナ、ローマ、パリなどヨーロッパツアーが始まり、しかも価格は14.8万円〜というプランが登場しました。もちろんコンシェルジュサポートも引き続きやっていますのでぜひ、ダウンロードしつつご覧いただけたら嬉しいです😊