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MGRの心得#11 信頼できるリーダーになるには
前回は新任マネージャーの心得#10ではサーバントリーダーになるには「チームの成長を支援するすることを通じて自分も成長する」その具体的な方法としては1on1を学び直すのが良さそうだということを気づきが得られました。今回は「信頼を構築する」の章の最後「信頼性を高める」です。ポイントは「信頼できるリーダーになるために有効な行動を身につけよう」です。
講義の板書
信頼できるリーダーの4つの特徴
自分がリーダーであることを示すのは自信と能力だけではない。最高のリーダーは信頼できるリーダーである。信頼できるリーダーの4つの特徴は「公平になる」「人間性を示す」「柔軟性を維持する」「謙虚になる」です。
信頼できるリーダーの4つの特徴
・公平になる
・人間性を示す
・柔軟性を維持する
・謙虚になる
信頼できるリーダーになるのに有効な3つの行動
これらを身につけるために有効な行動は「意思決定を双方向の対話を通して決める」「定期的に失敗を共有する」「意見を求める」です。
信頼できるリーダーになるのに有効な3つの行動
・意思決定を双方向の対話を通して決める
・定期的に失敗を共有する
・意見を求める
自分を振り返ってみると、失敗の共有は結構できている気がします。一方で、「意見を求める」これは別の言い方をすると質問力だと思うのですが、ここに課題があると思いました。
今は、チームで何かをやるにしても、事前にかなり自分で決めにかかっていて、そこに落とし込んでいって、既定路線として意思決定しているような形になっているのではなかろうか、と感じています。これは、「自信と能力」のアプローチということなのかな、と思いました。事前に考えておくことは必要として、意思決定の場では、いったん忘れた状態から対話を通して再構築するようなアプローチが必要なのかな、と思いました。
それを想像してみると、自分の中で生まれそうな心理的ハードルは、「事前に時間をかけて考えた自分のアウトプットが対話を通して作り直さないといけなくなると、と思ってしまうのではないか?」でした。
しかし、それこそが「柔軟ではなく」「謙虚ではない」ということなんだな、と書いていて気付かされました。対話を通して認識の違いが明らかになるという「発見」を楽しむくらいでいきたいな、と思いました。
まとめ
ということで、本日は、「信頼できるリーダーになるには、対話を通した意思決定を身に付ける」が気づき&学びでした。
これで、第三章「信頼を構築する」は完了です。「公平性と誠実さを伝える」「サーバントリーダーになる」「信頼性を高める」の3つでした。次回からは第四章「効果的にコミュニケーションをとる」に入ります。お楽しみに。
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本コンテンツについて
Linkedin Learningで「新任マネージャの心得」というプログラムでの学びを2021年1月14日から2021年2月6日に、Facebook上で、学びや気付きなどをアウトプットしたものを加筆・修正した全20回シリーズでお届け予定です。
全体はこちらのマガジンにまとめていますので、ご参照ください。
ということで「形のあるアウトプットを出す、を習慣化する」を目標に更新していきます。よろしくお願いします。
しのジャッキーでした。
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