こころの柔軟性と俊敏性を持つ方法
前回は「目標を達成する」はSMARTゴール手法で、目標を設定して目標を達成する、でした。次回は「自己規制を強化する」の5項目「柔軟性と俊敏性を持つ」についての学びを共有します。ポイントは、「自分が変化に対してどういう反応をするタイプなのか把握する。対応するための持続力と回復力を獲得する」です。
自分の変化への反応タイプは?
変化に対応することが柔軟性です。これからのVUCAの時代、常に変化を求められます。まず、そのことを受け入れることが必要です。その上で、変化に対して自分がどのように反応するのかを知ることがスタート地点となります。
以下の板書にあるように、変化への反応は人によって3パターンに分類されます。それは「保守主義」「現実主義」「発案者」です。
講義の板書#1
あなたはどのタイプだと思いましたか?これは、状況によって異なる反応をするような気もしましたが、総じて私自身は、現実主義の特徴を持っていると感じました。それでは、それを把握した上でどうすればいいのでしょうか?
変化の移行に気を配る
講義では、次に「変化の移行に気を配る」というトピックが話されました。実は、ここは何度も見返したのですが、どうしてもよくわかりませんでした。
講義の板書#2
結局、自分の変化への対応のパターンを把握できたとして、どうすれば良いのかはいまいちわかりませんでした。しかしながら、持続力と回復力を獲得することで、変化に対応していくことに備えよう、というのがメッセージのようです。この内容自体は、変化への対応パターンによらず共通の内容に感じます。この持続性と回復力については「リーダーシップの基礎」という別のプログラムで詳細が語られているそうなので、見てみました。基本的に、上記の板書に書いてある内容で網羅されていました。
多少の補足ができるとすると「感情・感謝を表す」の簡単な方法としては、1日の終わりにその日あった良かったことを3つ書くという簡易的な日記の継続が勧められていました。よくストレスマネジメントで紹介される3 good thingsという手法ですね。これは、私自信が一時期やっていた体験記を以下の記事に書いたので、よければご参照ください。
考察
実は、次から他者認識の章に進むので、自分だけでなく、他者認識のパターンを認識した上で、どのように状況の中で対応していくのか、を考える時に自分の認識を知っているだけでなく、他のパターンがあることを知っていることが生きてきます。当たり前のことですが、自分と他者は違うということで、それがどういう風に違うのか、というのがわかるだけでも、ぐんと、他者との違いを受け入れやすくなるものだと思います。
まとめ
今回は、「自己規制を強化する」の最後の項目「柔軟性と俊敏性を持つ」について、「自分が変化に対してどういう反応をするタイプか把握する。対応するための持続力と回復力を獲得する」という内容の学びを共有しました。次回からは、第四章「他者認識を構築する」に進みます。
本コンテンツについて
Linkedin Learningで「こころの知能指数(EQ)の高め方」というプログラムでの学びを2020年12月27日から2021年1月13日までの18日間、Facebook上で、上記のような板書と、そのときの学びや気付きなどをアウトプットしたものを加筆・修正した全15回シリーズでお届け予定です。
全体はこちらのマガジンにまとめていますので、ご参照ください。
「形のあるアウトプットを出す、を習慣化する」を目標に更新していこうと思っています。よろしくお願いします。
しのジャッキーでした。
Twitter: shinojackie
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?